廣田 康之 氏 書籍『敗者復活力』より
このページは、書籍『敗者復活力』(廣田 康之 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・複数のビジネスを成功させている人はこういう流れが多いようです。
①勤め人時代に専門知識を得る(地力をつける)
②何かのきっかけで独立する
③独立時は最小限ではじめる
④力に押されて(ある意味、中身から大きくなって)会社が大きくなる。最初から箱を大きく構えるわけではない
⑤仕組みを作り、自動的に流れるようにする
⑥後継者を作り、そのビジネスを任せる
⑦体が空き、かつ資金ができる
⑧自分自身は新たなビジネスをはじめる
・どうして売れるのか?それには理由、仕掛けがあるのです。(中略)こういう流れになります。
①会員を集める
②会員に「得」をしてもらう
③その上で、自分たちが買ってほしいものをセールスする
④会員は、儲かったお金の中で、私たちの商品を「喜んで」買ってくれる
・多くの人が出版を目指す意味(中略)
①その本の内容(つまりあなたの商品のメリット)に興味ある人が本を買ってくれる
②その商品のよさ、なぜそれが必要なのかをじっくり説明できる
③それを書いているあなたのことが好きになる
④連絡先を載せておけば、読んだ人のほうから連絡をくれる
⑤その人は、すでにあなたのファン。好きになっている
というわけで、あなたの商品(物でも情報でもセミナーでもいい)をすでに、
①知ってくれていて
②理解してくれていて
③ほしいと思ってくれていて
④あなたことが好きで
⑤先方から連絡をくれる
という、理想の流れになるのです。
・選ぶべきビジネス環境とは(中略)
強い選手の真似をする、それだけで、勝手に強くなってしまうのです。意識も、練習内容も、強い選手の真似をするだけで、それが当たり前になり、あなたを成長させていくのです。本人に素質より、環境のほうがむしろ大切なのです。
・私が考える、情熱の持てるビジネスの条件です。
①給料がすべて一緒でも、この仕事を選ぶ
②この仕事で人より秀でている、誰にも負けない(もしくは、負けないようになる自信がある)
③少なくとも20年は続けられる
④この仕事を選んだことを子孫に誇れる
⑤この仕事をやること自体が楽しい
⑥生まれ変わっても、もう一度やる
・見返りを期待しないで与えれば、さらに大きなものを返してくれる。
・もしニッチを探すのであれば、定着している、つまりパイの多い産業の中で、自分の位置づけをニッチにいればいいのです。
私の場合は、定着している産業、たとえばエステ店なら、その中で「顔のタルミ専門」を謳っています。また住宅なら、「子育て世代」専門。ビル管理会社なら「空室を埋める」専門
・「後継者が作れない」(中略)
しかし、よくよく聞いてみると、望んでいるのは別に後継者ではなく、「自分の代わりに仕事をしてくれる、優秀で従順な若い衆」がほしいだけ。そりゃ無理です。
・人には錦の御旗が必要です。高邁でない思想には、人はついてきません。人間の持つ、最大の力がでないのです。
●書籍『敗者復活力』より
廣田 康之 著
同文館出版 (2010年10月初版)
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