末広 栄二 氏 書籍『ツイッター部長のおそれいりこだし』より
このページは、書籍『ツイッター部長のおそれいりこだし』(末広 栄二 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・ブランド構築には、大きく「機能面」と「心象面」の2つがあります。機能面とは、企業が商品(サービスも含む)を通じて企業と顧客との間で契約を成立させること、つまり「どんな価値をお客様に提供するのか」ということです。もうひとつの心象面とは、企業と顧客の間に「恋愛関係」を築くということです。つまり、企業が顧客に惚れられる魅力を持つということで、簡単に言うと「この会社が好き」ということです。
・ツイッターは最大140文字までしか書き込めませんから、ツイッターのアカウントは短いほうがいいのです。
・企業の公式アカウントとはいえ、ツイッターは特に会社に申請せずに始めました。新しいサービスなので、誰に何を聞いてよいのかもわからなかったので、私の独断で始めたのです。ただ、万が一にも何か問題が起きたら責任をとって会社を辞めるつもりで、胸にはいつも「辞表」を入れていました。
・今では、数よりも、どんなことで会話するかのほうが重要だと感じています。会話したことでお客様と新しい関係を築けることのほうが大事なのです。
・3つのお礼の言葉
親近感と礼儀を備えた「おそれいりこだし」(中略)
実はこのおそれいりこだしは、フォロワーの皆さんに親近感を持ちながら、礼儀正しく接したいという、相反する思いを叶える絶妙な言葉なのです。
・柔らかいお礼「ありカトキチ」(中略)
堅さと柔らかさをダジャレで包んだ絶妙な言葉です。
・最終消費者であるフォロワーの皆さんがスーパーに行って、「この商品を置いて下さい」というのが、どんな営業よりも強力なんです。(中略)
「魔法の言葉 置いてをスーパーさんにつぶやいて下さい」と返すようにしました。(中略)
@maebar : 加ト吉食べたいけど近くにおいてないなう
@KATOKICHIcoltd : 魔法の言葉 置いてを
・特に女性には極力お名前で「○○たん」とお呼びするようにしています(中略)
独身とか既婚とか年齢とか考えず、「のぞみたん」「みゆきたん」というように、お名前で呼ぶのです。
・「人類」「麺類」と言葉を探しているうち、「人類皆兄弟」から、「麺類皆兄弟」という言葉を思いつきました
・「コツコツ」を積み重ねるにはコツが2つあります。(ダジャレではありません)。ひとつ目は、「人は三日坊主だと意識すること」です。そもそも人は飽きっぽいものだということを理解し、重荷にならない範囲で目標を設定するのです。2つ目は、「簡単な所から進めると、すぐに結果が現れること」です。
●書籍『ツイッター部長のおそれいりこだし~お客様と築く140文字のコミュニティ』より
末広 栄二 著
日経BP社 (2010年9月初版)
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