岩波 貴士 氏 書籍『人にはぜったい教えたくない「儲け」の裏知恵』より
このページは、書籍『人にはぜったい教えたくない「儲け」の裏知恵』(岩波 貴士 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・「裏知恵」とは「儲けの裏側にある商品やサービスの提供者としての知恵」のことです。
・◆買う気のないお客をお店に誘導する魔法の「8文字」(中略)
「携帯電話 充電無料」(中略)
儲けのヒント お客様が「ついで」にしたい別目的で集客する
・焼肉屋に学ぶべき驚きのビジネスモデルって?(中略)
通常の飲食店のスタイルは「どうぞ召し上がれ!」という具合に完成した料理を運んできます。ところが、焼肉屋では「料理として完成していない食材」を、テーブルに運んできます。
・お客の脳裏に「また来よう」と印象付ける帰り際の一言(中略)
「ありがとうございました。また“○○寿司”をご利用ください」(中略)
儲けのヒント 去り際には「笑顔」と「店名」を忘れない
・1人の声の陰には、何人もの声にならない声がある
・「ライバルは、ホテルです」・・・・・・これは、あるネットカフェで用いられていたコピーですが、1つ上のサービスを求めるお客様を惹きつける優秀なコピーです。より高度なサービスが求められる他業界をライバル視していることを示すことで差別化をはかる広告例です。
・「ビーボより美味しいのはビーボだけ!」・・・・・・懐かしのコピーですが、商品に自信をお持ちなら、このスタイルの表現はどの業界でも応用が効きますので覚えておくべきです。
・商品が1位じゃなくても「1位」と謳える秘策とは?(中略)
「全国茶品評会 一等受賞名人 直伝」(中略)
儲けのヒント 商品が1位でないのなら「1位の人」に声をかけよう
・「動物」を使った表現で“正直さ”を演出する(中略)
◎例えば、布団やタオルの販売なら「証拠の写真」と一緒に・・・・・・
「うちの猫の○○ちゃんも、いつもこのタオルの上で寝ちゃうんです・・・・・・」
◎スペースの広さを売りにしたいなら・・・・・・
「僕もノビノビだワン!」
◎自然派の「お客様」には・・・・・・
「ネズミもかじる、天然素材の石鹸です」
・入れるだけで売上げが伸びる4つの定番フレーズ(中略)
通販業界には、昔から「この文字を入れるだけで売上げが伸びる」といわれている、「魔法のフレーズ」があります。(中略)
「類似品にご注意」(中略)
「秘密厳守」(中略)
「悪用厳禁!」(中略)
「特許出願中」
・タイタニックが沈むそうなった際、各国の乗船客をボートに移動させるには、どのような言葉をかけると効果的か?
アメリカ人には・・・・・・「今なら、まだ誰も移っていませんから目立ちますよ」
ドイツ人には・・・・・・「移ってくださいルールですから」
フランス人には・・・・・・「移らないでください」
日本人には・・・・・・「もうみんな移りましたよ」
これは、目立ちたがり屋さんのアメリカ人、生真面目なドイツ人、偏屈なフランス人、そして周囲の判断に合わせてしまいがちな日本人という、各国の人の国民気質が上手に表されている小話だと思います。
・「ドキッ」とさせて注目させる心理的キャッチコピー(中略)
「食品の安全を気にするあなたが、自転車の安全を気にしないはどうしてですか?」(中略)
「( )を気にするあなたが、( )を気にしないはどうしてですか?」
儲けのヒント お客様の「関心事」や「心配事」を引き合いに出す
・思わず買いたくなる新聞広告、効果が出ない新聞広告の違い(中略)
「網がけを多く使えば使うほど、反応率が下がる」・・・・・・という法則です。(中略)どうやら人間は、本能的に「周りと比べて暗いイメージのある対象を敬遠する」という傾向があるようです。
儲けのヒント 人は明るい対象を好む傾向がある
・活気のあるオフィスを演出するBGMの工夫(中略)
どういうCDかといえば、電話の相手に「活気あるオフィス」であるように思わせるための、電話の着信音や応対の声を録音したCDです。
・◎高額の税金を払っている人を集めたければ「税金対策レポート」を配布する
◎投資に関心のある人を集めたければ「投資講座」を開催する(中略)
リストを集めるために、関連商品や関連情報を利用する
・商品そのものに「集客の仕掛け」を施すノウハウ(中略)
◎薬の錠剤には、例えば「大人1回3錠(50錠入り)」のような売られ方がされているものがあるそうです。しかし、これだと2錠余ります。だから余った分を無駄にしないために同じ薬が売れるのだとか
・低予算なのにイメージのよい高級品に仕上げる方法(中略)
商品の構成要素中、コストの安い1つの素材について最高級品を使用することにより、商品全体を低予算でイメージのよい高級品のように演出することができる
・数万人のメールマガジン読者を一気に手に入れる裏ワザ(中略)
「休眠メールマガジンの買取です!」
登録読者が多数存在していながら、何らかの理由で継続が困難になったメールマガジンの実質的発行権限を譲っていただくという方法です。つまり、M&Aの考え方の導入です。(中略)もちろんそれなりの対価は必要
・本を読んだり、人から何かを聞いた場合、すでに知っている情報だと、つい「そんなの知っている」とつぶやきたくなるものです。しかし、このつぶやきは、自身の進歩させる上では大変損な発言です。(中略)
儲けのヒント 知っているかではなく、できているかである
・「でも、失敗するんじゃないかな~」「でも、大変そうだな~」「でも、やっぱり~」「でも、実際は~」・・・・・・このように「でも」の後に続く言葉は、必ず消極的です。
「でも」のささやきは、デーモン(悪魔)のささやきです。「でも、でも」と、自分から悪魔を呼び出すことはやめましょう。
・「できない理由」を突き詰めれば「できるやり方」が見えてくる(中略)
蒲田春樹氏の著書『ビジネス国語「快」辞典』によれば人ができないとあきらめてしまう場合のパターンはこの3つに分類できるそうです。
だから単純に「できない」とあきらめる前に、できない理由はどれかを把握し、①誰に手を借りればできるか、②いつならできるか、③どうすればできるかというように考えてみるべきだと解いています。(中略)
儲けのヒント 「できるか、できないか」ではなく「どうすればできるか」
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●書籍『人にはぜったい教えたくない「儲け」の裏知恵』より
岩波 貴士 著
青春出版社 (2010年1月初版)
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