藤村 正宏 氏 書籍『「モノ」を売るな!「体験」を売れ!』より
このページは、書籍『「モノ」を売るな!「体験」を売れ!』(藤村 正宏 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・単に商品と価格を並べただけのチラシ。「モノ」を売ることを主眼としている。
売ることより来てもらうことを目的にしたチラシ。右(※上)のチラシの12倍のレスポンス!
・カップルは観覧車に乗って、高いところから夜景を見たいわけではないのです。ロマンチックな世界でふたりきりになりたいから観覧車に乗るのですよ。
・消費者の86.5%が店頭で購買意思を決定する(中略)言い換えればこれは、消費者の8割以上が、自分が何を欲しいかわからずお店に入ってくるということじゃないですか。
・とにかくPOPを書いて、商品につけてみよう。その商品がどういう「体験」を提供してくれるのかという視点で書こう。
・東京ディズニーランドのトイレの手洗い場の前には鏡がついていません。気づいていました?鏡はトイレの入口近くに1枚あるだけです。それはなぜでしょう。それは、トイレで手を洗うとき、自分の顔を見ると現実に戻ってしまうからです。
・滞留時間は消費金額に正比例する(中略)滞留時間が延びれば、必ず売上は増えます。
・とある24時間営業のスーパーマーケットの話です。オーナーの悩みは、敷地内の駐車場が夜ともなると不良少年たちの溜まり場としてしまうことでした。(中略)
そこである夜、オーナーは店内のスピーカーを外に向け、ある音楽を流してみました。
効果てきめん!(中略)
実は、モーツァルトやショパンのクラシック音楽を朗々と流したのです。(中略)意図して作られた音環境は、ある種の人を遠のけることすらできるパワーを秘めているという一例。
・人間は「左耳」から入った情報が、感情を刺激しやすいというデータがある
・やってみてダメだったら変えればいいじゃないですか。すぐにやる。失敗したら変える。
●書籍『「モノ」を売るな!「体験」を売れ!~エクスペリエンス・マーケティングがあなたの会社を救う!』より
藤村 正宏 著
オーエス出版 (2001年8月初版)
※amazonで詳細を見る