辻 秀一 氏 書籍『快楽(エピキュリアン)ダイエット』より
このページは、書籍『快楽(エピキュリアン)ダイエット』(辻 秀一 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・体重や体脂肪率といった数字を目標にするから、ダイエットが「不快」なものになってしまうのです。私は、体重や体脂肪率を測ることが無意味だといっているのではありません。(中略)
数字はあくまで現状を教えてくれるもの。キレイかキレイではないかを決めるものではありません。(中略)
数字を目標にしてしまうと、それはあなたにとって、絶対に勝たなければならない“敵”になってしまいます。(中略)
数字は現状を知ってよりよい自分に変わるためのきっかけをつくるもの、そして、自分がどのように変化しているかを見るためのものだと考えれば、数字はあなたの“味方”になってくれるはずです。
・英語のスポーツ(sport)の語源であるdisportは、「日常からの脱出」つまり遊び全般を意味していました。英語では「play baseball」「play basketball」のように、スポーツをするという意味で「プレイ」という単語が使われますが、これには「遊ぶ」という意味があります。
・運動の種類は、大きく「有酸素運動」「無酸素運動」、そして両方が混ざっている「混合型」の三つに分かれます。
・快楽をつくり出す方法として「五つの快楽」をご紹介したいと思います。それは、
①獲得の快楽
②好きの快楽
③変化の快楽
④与えるの快楽
⑤存在の快楽
です。
・人間は悪いところを見つける力のほうがすぐれているのですが、悪いところを見ていてはエネルギーは生まれません。(中略)
プラス面を見ることを強調しているのが、アメリカNBAのコーチ、フィル・ジャクソンさんです。(中略)
「私はゴミための中にいても、一輪のバラの花の香りをかぎ分けることができる」と自著の中に書いています。日々、できるだけたくさんのよい面を見つけるようにしてください。
・応援する心の代表としては、「チア・リーダー・スピリット」があります。チア・リーディングの競技では、演技をしているチームが失敗しそうになると、他のチームの選手が全員で応援します。この精神には、学ぶべきことが多いと思います。
●書籍『快楽(エピキュリアン)ダイエット~楽しくやせるコツ教えます』より
辻 秀一 著
PHP研究所 (2003年3月初版)
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