書籍『ぼくらの頭脳の鍛え方』(立花 隆 著、佐藤 優 著)より
このページは、書籍『ぼくらの頭脳の鍛え方』(立花 隆 著、佐藤 優 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・立花さん、蔵書数はどれくらいあるんですか?
地価一階、地上三階のビルを仕事場にしていますが、十年ほど前に数えたときには、約三万五千冊でした。(中略)現在の正確な蔵書数はわかりませんが、十年で倍ぐらいになっているとして、七、八万冊でしょうか。
・立花さんは毎月、本代にどれくらい費やしていますか?
これも正確には把握していません。医学書や理系の専門書などを大量に買うときは、五十万円くらい使うときもありました。しかし、それほど高くない本なら、両手で持てる重さの限界が、だいたい三、四万円でしょう。月に四回それくらいの買い出しをするとして、十数万円じゃないですか
・インターネットと比較して本の秀れたもう一つの重要な点は、本は編集過程で編集者による選別が行なわれていることです。それがネットの玉石混淆の情報とは決定的に違う。私は紙媒体の本の意義は、ネットが発達すればするほど高まると思います。
佐藤 優 氏談
・聞くところによると、どこの版元の新書でも、はじめから発行日が決められていて、締め切りがある。完全に雑誌スタイルですよね。
立花 隆 氏談
・血液型と性格を結びつける議論がウソであるということは、これがほぼ論証されています。
佐藤 優 氏談
・アマゾンもいいけど、書店の棚にはやはり全体像がある。僕は今でも週に何度かは気に入った書店に行きますよ。思わぬ本との出会いがあるから。
立花 隆 氏談
●書籍『ぼくらの頭脳の鍛え方』より
立花 隆 著
佐藤 優 著
文藝春秋 (2009年10月初版)
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