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吉池 理 氏 書籍『ウェブPRハンドブック』より

このページは、書籍『ウェブPRハンドブック』(吉池 理 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・ウェブ広告とウェブPRの違い
情報波及量と情報波及質の違い(中略)


ある媒体に掲載中のウェブ広告が秀逸だからといって、他の媒体への波及力に乏しいわけです。


反面、ウェブPRは仕掛け方次第で、瞬時に媒体A→媒体B→媒体Cと情報波及したうえ、さらにはインフルエンサーから一般ブロガーまでが、ブログ、SNS等のコミュニケーションツールを使って情報を拡散波及してくれる可能性があり、成功すると大きな果実が得れます。(中略)


少ない予算でもレバレッジが効く可能性がある


・ブログへのコピペが簡単な新聞社ニュースサイトは、非常に重要な攻略先!


・Yahoo!ニュースの元記事を研究すると、「サンケイスポーツ」「フジサンケイビジネスアイ」「産経新聞」「夕刊フジ」(zakzak)からの記事チョイスが多いかに気づきます。(中略)


産経新聞グループは当初から今に至っても、積極的にYahoo!へニュースを提供をし、強固なアライアンスを築くことに成功したからです。


・メディアミックスとクロスメディアの違い(中略)

メディアミックスとは、「足し算的発想」からならプロモーション手法です。同じコンテンツを違うメディアでそれぞれ補完的に展開することで、通常メッセージが届かなかった層にも消費を喚起させ、できるだけ多くのカバレッジにメッセージを届けようとするやり方です。


一方のクロスメディアはといえば、(中略)「通常、人間はテレビも観るし新聞も読む、映画も観るし、ネットも見る」というように、生活の中で多種のメディアに接触する行動プロセスに着眼しています。(中略)


多面展開して、ターゲット顧客の生活環境の内部にコンタクトポイントをできるだけ増やすことで、単一媒体では実現できない相乗効果を紡ぎ出して、メッセージの理解と浸透を促します。


メディアを足していくのではなく、「掛け合わせて」(クロスして)展開していくという考え方


・PRテーマそのものを「故意に崩してみる」ことも考えてます。「崩す」とは、ギャップ、不整合、不条理、不文律をワザと入れておくこと、意図的なB級ネタにすることです。


例えば、「犬がお父さん、兄が黒人の白戸家」(ソフトバンクモバイル)、「カラアゲニスト 日本の唐揚げ世界平和を実現」(日本唐揚協会)、「世界一お酢に詳しいダースベーダー風、お酢ロボット」(タマノイ酢)など


・効率的な時事キーワードを調べる方法は簡単です。(中略)これから花咲く(であろう)キーワードを複数ピックアップすることが可能です。その際には以下のサイトが参考になります。


●兆し (http://kizasi.jp/)
●nifty瞬!ワード (http://www.nifty.com/search/shun/)
●Google Trend (http://www.google.co.jp/trends)
●Ferret Plus (http://ferret-plus.com/)


・ニュースサイト人気No.1はダントツで「Yahoo!ニュース」、視聴率のピークは22時台

※参考:http://markezine.jp/article/detail/3626


・日本の通信社

共同通信社と時事通信社の2社が主だった日本の通信社であるといえる。元々は同一組織体だったが、戦後に分社化した。


・Yahoo!ニュースの情報提供元の企業格差(中略)

最も目立って記事が多いのは産経新聞(グループ)と毎日新聞(グループ)です。(中略)ウェブPR戦略では産経グループと毎日グループの媒体記事を押さえることがいかに大切かがわかります。


・5大全国新聞(日本経済新聞、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞)の中では発行部数が少ない産経新聞ですが、ウェブの世界での躍進は凄まじく、ウェブPRでは完全に最重要媒体グループです。


・代表的なプレスリリース配信ポータルサイト

●共同通信PRワイヤー (http://prw.kyodonews.jp/)
●バリュープレス (http://www.value-press.com/)
●@Press (http://www.atpress.ne.jp/)
●TV-PRESS.JP (http://www.tv-press.jp/) ※テレビ専門


・ペイパーポストブログ

一般ブロガーにお金を支払って指定記事を書いてもらう方法。見方によってはグレーな手法になる。(中略)

●デメリット(中略)
Googleから公式にSEOスパムであると認定されている


・野村総合研究所では、①「ブログ更新」、②「他人のブログ閲覧」、③「他人のブログ記事にコメントを書く・トラックバックを貼る」の3要素でブロガーを分析すると、以下の6つに分類できるとしています。

①アルファブロガー・・・3要素とも高頻度。ウェブによる情報の収集発信・コミュニケーションを非常に重視

②情報発信ブロガー・・・更新と閲覧が高頻度。ブログを純粋に情報発信のツールとして位置づけている

③自己完結ブロガー・・・更新と閲覧が高頻度。日記として、情報蓄積ツールとしてブログを活用

④情報探求ブロガー・・・閲覧とコメント、トラックバックが高頻度。(中略)

⑤熱烈読者ブロガー・・・閲覧が高頻度。(中略)

⑥駆け出しブロガー・・・3要素とも頻度が低い。


・ブロガーコンタクトガイドライン10ヵ条

※参考:http://www.womma.org/ethics/
※日本語訳はこちら http://d.hatena.ne.jp/gatonews/20070302/1172795141


・ウェブPRの競合分析に特に役立つツール

●SEOチェキ! (http://seocheki.net/)
●アレクサ (http://www.alexa.com/)
●Google Trend for Website (http://trends.google.com/trends)
●Google AD Planner (http://www.google.com/adplanner)
●Google insight for Search (http://www.google.com/insights/search/)


●書籍『ウェブPRハンドブック~基本知識から戦略策定・戦術実行・効果測定まで』より
吉池 理 著
日本能率協会マネジメントセンター (2009年12月初版)
※amazonで詳細を見る


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