山田 進一 氏 書籍『短く伝える技術』より
このページは、書籍『短く伝える技術』(山田 進一 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・短く伝える技術【短文力】とは?(中略)
『あなたが伝えたい内容を書くのではなく、伝えるべき内容を書く』ということです。
・書く上で気をつけなければならないポイントが3つあります。
①短くても相手の興味を引き確実に【文章を読ませる】
②短くてもしっかりと理解させるために【文章をわかりやすくする】
③短くても読み手に影響を与えるために【文章を効果的にする】
・読み手は常にあなたの文章を集中して読まない、という事実を受け入れる
・人が興味を持つテーマにはいろいろありますが、どんな短い文章であっても、どんな内容の文章であっても使えるやり方があります。それは、読み手が持っている先入観に対して裏切るというやり方です。(中略)
しかしこの手法を使う時は、読み手が持った疑問を解消するために後で必ず解説する必要があります。
・もしあなたが10年後のITビジネスに関して説明する時に、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズが隣に座って一緒に話してくれたら説得力があると思いませんか?(中略)
この方法は、誰でも簡単に使えるのに意識的に使っているのは極めて少数の人だけです。この方法とはズバリ、引用です。(中略)
『ピーター・ドラッカーはこう書いています』よりも、『ピーター・ドラッカーは著書の「マネジメント」でこう書いています』と引用元を明確にしたほうが信頼性も増し効果的です。
・誰にでも役に立つ文章をブログで簡単に書く方法(中略)
1つ目の方法は、あなたにとって当たり前のことを、初心者に向けに、わかりやすく書くということです。(中略)
2つ目の方法は、あなたが実際に困った問題を解決した体験談を詳しく解説するということです。
・経験上、よくリツイートさせるつぶやきには3つのタイプがあります。
1.役に立つ情報:有益な情報は誰かに知らせたくなるものです。
2.早い情報:今現在を共有する特性上、早い情報というのはそれだけで価値があります。
3.感情を揺さぶる:思わず笑ってしまう、泣いてしまう、感動してしまうつぶやきは誰かと共有したくなるものです。
・私がよく使う聞き手の注意を集めるフレーズは、
「一般的にはそう思われていますが、実は違うんです」というものです。(中略)聞き手の注目を集めたい場合は「実は」を効果的に使う
・質疑応答のさばき方(中略)
質問にはまず「結論から答える」ということです。
●書籍『短く伝える技術』より
山田 進一 著
フォレスト出版 (2010年11月初版)
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