金光 サリィ 氏 書籍『人前で話すのがラクになる!5つの魔法』より
このページは、書籍『人前で話すのがラクになる!5つの魔法』(金光 サリィ 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・“場数を踏んで治る人”はあがり症ではなく、ちょっと緊張しぃだっただけです。ホンマもんのあがり症は、私がそうだったように場数を踏むほど悪化することの方が多いのです。
・ヴィゴラスとはイケイケどんどんな元氣という意味です
・あがり症になるメカニズムを知れただけで、ものすごく楽になったのがわかりました。(中略)30代 サラリーマン
・人間の心は「情報、記憶の更新、発信」で成り立っている(中略)
「人間の心は何からできている?」そう問われれば、①の「情報」からでてきていると言える。つまり心は、情報からつくられた記憶の集合体と考えられる
・いい情報を発信しないと心が病んでしまう
良い情報を入れず記憶の更新をしないとうまく発信ができなくなる場合がある。心の便秘と言えるだろう。
・「緊張しませんように、緊張しませんように」はNGワード(中略)
「間違えないようにしよう。間違えないようにしよう。」と思えば思うほど、脳は「間違う」ことを意識して、間違えてしまう。
「食べないようにしよう。食べないようにしよう」と思えば思うほど、脳は「食べる」ことを意識して、食欲が出たりする。
・朝起きた瞬間に唱える魔法の言葉。それは、「良く寝た~!」だ。このパワーは半端じゃない。「良く寝た~」というと、体が良く寝たものとしっかり反応してくれる。だから寝起きがすこぶるよくなるのだ。それに加えて「今日もいいことありそう♪」というと、脳がいいことリサーチしてくれるでさらに良い。
・目覚めがよくなる、パワーが出る魔法の言葉
脳の仕組みを知っているお母さんなら、どうやって子供を起こすだろうか?「遅刻するよ!!」「まだ寝てんの~?!」「バシッ!(叩き起こす)」(笑)などではなく。笑顔でこう声をかけるだろう。「良く寝たね~♪♪」そうすると子供の脳は、「良く寝たんだな」と認識し、体に行動しようとさせるのだ。良い1日の始まりにぴったりの言葉である。
・(※セルフイメージを)書き換える際のポイントは、以下の2つだ。
①肯定的に書く
②完了形、または現在進行形で書く
たとえば、「私は人前で話すのが苦手だ」という現在のセルフイメージを書き換えるのであれば、「私は人前で話すのが好きだ」「私は人に注目されるほど楽しく話す」「私はたくさんの人が自分の話を聞いてくれることに喜びを感じる」など、自分が「こうなれたらサイコー!」と思うような呪文を肯定的につくろう。
・「人前で自信を持って楽しく話したい」
もし、そう思うのであれば、あなたの周囲でそうできている人を見つけて、何から何までマネしてみよう。その要素は多くある。表情、歩き方、立ち方、手振り身ぶり、目線、声の出し方、しゃべり方のクセ、息の吸い方などなど。多くマネできればできるほど、うまくいく要素が手に入る。
・試練とはある意味、人生を楽しくさせるスパイス(刺激)なのかもしれない。試練がない映画やゲームなんてつまらないのと一緒だ。試練に果敢に挑戦し、たくさんの幸せをゲットしようではないか!
・マイナスの記憶はプラスの情報で上書きする(中略)
「発信」を変え、耳から入ってくる「情報」を変え、「記憶」を上書きして苦手意識を克服する方法なのである。
・人の五臓の中で、唯一意識的に動かせるのが肺=呼吸である。この呼吸をコントロールすることが潜在意識にアクセスできる(フタを開ける)鍵となっているのだ。
・深呼吸で潜在意識のフタを開く方法(中略)
①目を閉じて全身をだら~んとさせる。リラックス状態にする
②息を口からゆ~っくりと吐く
③吐き終えたら、更に吐く。体の中の空気を全部出しきるつもりで
④鼻から体いっぱいにきれいな空気を取り込む
⑤これを数回繰り返す
・ゴートゥー・ザ・レフトテクニック(中略)
聴衆から見て左側が過去、真ん中が現在、右側が未来を表すことになる
・小道具を使うとリラックスでき、場も盛り上がるので一石二鳥(中略)
クッシュボールには、面白い効果がある。これを手に持って話すと、ものすごくリラックスしてしまうということだ。自閉症の子供のトレーニングや介護施設などでも使われているこのボールを、ぜひ一度手にしてはどうだろうか。
●書籍『人前で話すのがラクになる!5つの魔法』より
金光 サリィ 著
ダイヤモンド社 (2011年11月初版)
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