クラフト・エヴィング商會 氏 書籍『おかしな本棚』より
このページは、書籍『おかしな本棚』(クラフト・エヴィング商會 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・書いている立場から言うと、こんなに一生懸命書いているのに記憶されないとは何たること。こっちは一字一句吟味しながら書いているというのに、誰ひとり覚えちゃいないのだ。というか、書いた本人も覚えていません。となると、驚いたことに、本は誰にも完全なかたちで記憶されないのです。
・本は「探すこと」がいちばんの醍醐味です。その次に「なかなか読めない」醍醐味があり、三番目にようやく「読む」醍醐味があります。
●書籍『おかしな本棚』より
クラフト・エヴィング商會 著
朝日新聞出版 (2011年4月初版)
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