八塩 圭子 氏 書籍『八塩式マーケティング思考術』より
このページは、書籍『八塩式マーケティング思考術』(八塩 圭子 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・マーケティングは(中略)コトラーは、「人間や社会のニーズを見極めてそれに応えること」と定義し、ドラッカーは「マーケティングの狙いは顧客を知り尽くすこと」と言った。つまり、「人の心を読む」ことなのだ。マーケティングは心理学と大いに重なるところがある。
・市場地位にはリーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャーという4つの類型があり、それぞれにふさわしい競争戦略がある。
・計画・非計画購買の類型
日本1983年 日本1993年 アメリカ1986年
計画購買 11.0 8.4 33.9
非計画購買 89.0 91.6 66.1
(中略)
出所:大槻(1997)
・ラジオのよさと言えば、ナビゲーターとリスナーとのつながり、リスナー同士のつながりが感じられることだ。
・人はどんなときに口コミをするのかについて長年研究されてきた。その中で明らかになってきたことに、満足度がとても高い、または非常に低い場合に、口コミが発生しやすくなるという傾向がある。
・ブランド戦略の大家、K・L・ケラーいわく、「ブランディングとは、製品やサービスの力を授けることであり、差異を作るプロセスである」。
・人は何かモノを買う際、純粋に便益だけを判断基準とするのではなく、情緒的感情的な理由に左右されがちである。手に入れたものを使うときにはその機能を発揮してもらうだけでなく、使っているときの楽しさやそれによって開ける世界があって初めて満足できる。
●書籍『仕事と人生を豊かにする 八塩式マーケティング思考術』より
八塩 圭子 著
日本経済新聞出版社 (2011年3月初版)
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