大島 広司 氏 書籍『「ギックリ腰」とっさの対応術』より
このページは、書籍『「ギックリ腰」とっさの対応術』(大島 広司 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・長時間椅子に座って仕事をする人は、正しい姿勢を保つことが大切です。座っていても理想の背骨の形は立っているときと変わりません。ゆるやかなS字カーブを描くように、どんな形状の椅子でも背骨を伸ばして、お腹を引き締めるように座ります。
・いったんギックリ腰が起こってしまったら、とにかく動かないことです。最低三〇~六〇分はじっと安静にしてください。(中略)無理して動いてしまったり、間違った治療で無理やり動かされた人は、筋肉や靭帯が損傷してしまいますから、完治まで長引いてしまいます。
・ギックリ腰の根本原因は、骨格の狂いと筋肉疲労である
・痛いところを治療するのではなく、全身のバランスを診る(中略)
大切なことは、ギックリ腰が起きたときに筋肉は必ず炎症を起こしていますから、その部分には絶対に触ってはいけないということです。炎症を起こしている筋肉は、時間をかけて冷やすしかありません。この手順を間違えると骨と筋肉は正しい位置には戻りません。
・異常箇所・痛みでわかる治療法一覧
(異常箇所) (症状) (原因) (治療点)
背中 凝り 硬筋 胸椎T3
腰 重い 骨盤ずれ 仙骨関節
※一部のみ抜粋
●書籍『「ギックリ腰」とっさの対応術~あなたもこれで激痛と別れられる』より
大島 広司 著
現代書林 (2002年3月初版)
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