井手 聡 氏 書籍『使えば儲かる!「売れるコトバ」と「買わせるセリフ」』より
このページは、書籍『使えば儲かる!「売れるコトバ」と「買わせるセリフ」』(井手 聡 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・安さを引き立てるユニークなコトバ(中略)
*「半額以下にはなりませんが、40%、30%引きはザラです!」(中略)単なる「30~40%OFF!」というコトバと、どちらが安く感じるでしょうか?
・「『ちょっと見るだけ』という方も大歓迎!」
1 敷居を低くして、店に入りやすくする(中略)
「とりあえず線香を買う」(中略)それだけで、その店のレベルがわかるのです。このときの接客対応は、大きく2つに分かれます。非常に愛想よく説明してくれる店と、線香を買いに来たとわかったとたんに“つっけんどん”になる店です。
もちろん、前者がレベルの高い店です。
・「むやみにお声をおかけしません!」
3 「まとわりつかない宣言」で気を許してもらう(中略)
この「接客につく」というスタイルが、かえってお客様を店に入りにくくさせていることも少なくありません。(中略)
*「お客様からお声がかからないかぎり、私どもからお買い物の邪魔はいたしません!」(中略)というコトバが、お客様から「いやおうなし接客」の不安感を解消するのにひと役買うはずです。
・接客につくタイミングを身につけよう(中略)
その「サイン」とはたとえば、
①立ち止まって、しばらく同じ商品を見ている
②立ち止まってキョロキョロし、落ち着かない
③店内を歩き回っても、しばらくすると同じ商品の前に何度も戻ってくる
④同じ商品の前を行ったり来たりしている
・ある繁盛しているカウンセリング専門の化粧品店(中略)
その店では3~4名の店員が、店の前から通路から店内のほうを向いて立っているのです。つまり、店内から通路(入口)のほうを向いて待っているのではないため、お客様は店に入りやすいのです。
・社長と社員のやりとりをそのままチラシに
*「社長、コメンナサイ。やってしまいました」
というチラシ担当部長のセリフのあとに、
*「なにぃ?全品半額だって!?まっ、いいか!今世紀最後の決算だから!!」
・「製造から1年。早くお嫁にもらってほしくて!」
4 安い理由を明らかにして買いやすくする(中略)
仏壇は回転率の悪い商品ですから、数ヶ月もずっと売れないのはよくあることです。
●書籍『使えば儲かる!「売れるコトバ」と「買わせるセリフ」』より
井手 聡 著
同文舘出版 (2001年7月初版)
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