松下 幸之助 氏 書籍『商売心得帖』より
このページは、書籍『商売心得帖』(松下 幸之助 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・お得意さんを増やす努力を重ねることはもちろん大切ですが、現在のお得意さんを大事に守っていくということも、それに劣らず大切
・利は元にあり(中略)
私は、過去において成功した会社、商店で、その成功の大きな秘訣が仕入先を大事にしたことにある(中略)
仕入先を大切にすれば、仕入先の方でも、“自分をよく理解し大事にしてくれるところには、よい品を安くお届けしよう”ということになりましょう。それが人情というものです。
・長所を見つつ(中略)
豊臣秀吉は、主人である織田信長の長所を見ることに心がけて成功し、明智光秀はその短所が目について失敗したといいます。
・頼もしく思って人を使う(中略)
私自身はどうかというと、(中略)強力な力も知恵も乏しいのです。だから人に頼るとでもいうか、人に相談するというか、そういうことに自然になるわけです。
●書籍『商売心得帖』より
松下 幸之助 著
PHP研究所 (1973年2月初版)
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