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高原 慶一朗 氏 書籍『賢い人ほど失敗する』より

このページは、書籍『賢い人ほど失敗する』(高原 慶一朗 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・私は習慣として、一回三十分以内の読書をします。それが心の井戸を掘り下げる結果につながっていると感じます。


・「あなたのせいだ」と相手を責めたくなったときこそ、その指先を自分に向けよう。「原因自分」の考え方が失敗を生かし、人を成長させる。(中略)


素直に自責の態度を心がけて、みずから失敗の要因を改める「原因自分論」。変化したぶんだけが人生の成長だと評価して日々を送る「変化価値論」。経営の目的は「つねにお客さまに尽くしつづけてこそナンバーワン」。以上の三つが、ユニ・チャームのDNAです。


・他人との比較で勝ち負けを決めるな。人と比べるのはなく、過去の自分と競争しよう。自己ベストを出した人はみんな勝者だ。


・広い視野を持つ鳥の目と近くを正視する虫の目。いい仕事にはその二つの目が必要。目の前の作業を正確にこなしながら、全体の見取図も忘れない。


・時間というのはふやすことはできませんが、「厚く」することはできます。したがって、密度の濃い時間をいかにたくさんつくっていくかが、これからの豊かさや幸福のためにきわめて大きな要因になってきます。


・お金は幸せの必要条件だが、十分条件ではない。お金に人生を左右されるのはやめよう。お金があってもなくても、私たちは幸福になれる。


・一人前の大人というのは、この三つの心のバランスがとれているものです。大人の態度を有し、親のように人に接し、子どもの目で物事を見る。


・どのようにすれば成功の生き方を歩めるのかを考えると、そのカン・コツ・急所は、

①日々新たな志・目標を立てる
②そのことに全力で取り組む
③寝るときには今日一日の行動を振り返り達成感を味わう

この三点に徹底することです。


・「四ぼれ」、すなわち「人にほれ」「郷土にほれ」「仕事にほれ」「国家に掘れ」ることを、実践貫徹した私の大目標人物です。

※稲盛和夫氏のこと


●書籍『賢い人ほど失敗する~要領が悪い人でも成功するヒント』より
高原 慶一朗 著
PHP研究所 (2003年10月初版)
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