早島 妙瑞 氏 書籍『からだの「冷え」がよくとれる』より
このページは、書籍『からだの「冷え」がよくとれる』(早島 妙瑞 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・シイタケやヨーグルトだけで健康が得られるものでもありません。「万病に効く」といわれている食べ物でも、胃腸の悪い人には向かないものもあるはずです。
・よく酒飲みの人が、「お酒に強いのは、肝臓が丈夫なせいだ」というようですが、これも大きな誤解です。お酒がいくらでも飲めるのは、肝臓の働きが鈍くなり、アルコールに反応しなくなっためといえます。
・肝臓と胃の行法
右手のひらで左の肋骨の部分を肋骨にそって三十回なでます。次に、左の手のひらで右のいちばん下の肋骨にそって三十回なでます。以上を1セットとして、一~三セットくり返します。
これは、肝臓の気のめぐりをよくする行法であると同時に、胃にも気をめぐらすことができ、不調の改善に役立ちます。
・冷えに効果のある酒パワー(中略)
酒風呂の上手な入り方(中略)
自分の好みの湯かげんになったら、日本酒を〇・九リットル(五合)。湯ぶねに入れ、よくかきませて入浴します。このとき使う日本酒は安いもので十分です。ただし、合成酒ではだめです。また、入浴用の酒も市販されていますから、それを利用してもいいでしょう。
・ヒバ湯にはすばらしい効果がある(中略)
ヒバは、漢字では「干葉」と書きます。大根の葉を陰干ししたもののことです。(中略)わかしたお湯に入れたのでは、効果がありません。必ず水から入れてわかしてください。
ただし、なかには追い焚きできないタイプのお風呂もあるでしょう。その場合には、あらかじめ、木綿の袋に入れたヒバを鍋で一五分から二十分くらい煎じてから、それをお風呂の中に入れてください。(中略)
大根の気がさかんなのは、十月から六月の期間です。(中略)この期間は大根の葉のかわりに、ヨモギの葉を利用するようにします。
●書籍『からだの「冷え」がよくとれる~驚くべき気の健康術』より
早島 妙瑞 著
コスミック出版 (2007年11月初版)
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