書籍『話のタネ本』(樋口 清之 著、高木 重明 著、前田 武彦 著、ごま書房)より
このページは、書籍『話のタネ本』(樋口 清之 著、高木 重明 著、前田 武彦 著、ごま書房)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・ニンニクを食べて、バスに乗ると罰金!(中略)ニンニクを食べてから四時間たったあとでないと、バスに乗ったり、劇場にはいったりしてはならない(インジアナ州・ゲーリー市)。
※アメリカ
・くしゃみの速さは、時速三百二十キロ!(中略)
口から出る空気のスピードは、およそ時速三百二十キロもあるという。計算上は、百メートル離れた人のところにくしゃみが届くのは、一秒ちょっということになる。
・「もしもし」の語源(中略)
「これから何か言います。」という気持ちで、「申します、申します」と言ったのが一般化し、それがのちに、言いにくいので省略して、「もしもし」となったということである。
・山の手線が都心をぐるぐる回る環状線になったのは、大正十四年である。それ以前は、中野から新宿を通って東京へ、東京から品川を回って上野へ至る「の」の字のコースを走っていた。
・鶴や亀が、不吉のシンボルになる国もある(中略)
北欧地方では鶴は不吉の鳥であり、祝いの席に鶴の柄を着て行くのはタブーである。中国では、亀を悪魔の使いとして忌み嫌う。また、松も、棺桶に用いるので、あまりおめでたいものといえない。
・数字のつく変わった姓(中略)
①一寸木、②二十八、③三丁目、④四月一日、⑤五六、⑥六十里、⑦七五三、⑧八百屋、⑨九石、⑩十倍。
正解は、順に、ちょっき、つぶや、さんちょうめ、わたぬき、ふかぼり、ついひじ、しめ、やおや、さざれいし、とべである。
ちなみに、姓は五百旗頭、名は一二三四五六とくれば「いおきべ・ひふみしごろく」と読む。
・銀座と名のつく盛り場は、全国四百八十もあり、そのうち東京は百十ヵ所というから、やはり銀座は盛り場のメッカだ。
・「コカ・コーラ」は二日酔いの薬(中略)
一八八六年、アメリカのアトランタに住む薬剤師ジョン・ペンバードンが、たびかさなる二日酔いの客に困りはて、二日酔いの薬として調合したのが評判となり、うわさをきいた酔っぱらいがどんどんつめかけたという。
・中国料理のメニューがわかるキー・ワード(中略)
炸(チャ)=揚げもの、炒(チャオ)=いためもの、焼(シャオ)=一度いためた材料をやわらかく煮たもの、湯(タン)=スープ、肉(ロウ)=豚肉(牛肉は牛、鶏肉は鶏(シー))、蛋(タン)=卵、溜(リュウ)・繪(ガイ)=アンカケ、燜(メン)=揚げるか、いためた材料を、ひたひたの汁で煮たもの、煮(チュ)=たっぷりの汁の中で煮たもの、糸=千切りなど。
●書籍『話のタネ本 第1集~人を感動させ笑わせ泣かせるとっておきの話材325』より
樋口 清之 著
高木 重明 著
前田 武彦 著
ごま書房 (1973年7月初版)
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