書籍『しかけ人たちの企画術』(インプレスジャパン)より
このページは、書籍『しかけ人たちの企画術』(インプレスジャパン)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・人生を打率ではかってはいけない。人生とは打数なのだ
※佐藤尚之氏談
・「WonderWall」 中村勇吾
・つくる側のぼくの美意識としては、わざわざそれを言葉で解説するようなことは、できるかぎりしたくありません。(中略)ゲームなどでも、ときどき説明書を見なければ遊べないようなものがありますが、ぼくは、こういうものをウェブに載せるのとはちょっと野暮だと感じる。見ればわかるというのが、やっぱりいちばんスムーズです。
中村勇吾氏談
・日本のたらこスパゲティ(中略)スパゲティも、たらこも、もともと別々にあった食べ物ですが、それを組み合わせることで、「日本的においしいスパゲティ料理」という新しい余波を生み出した。こんなふうに、コラージュを使えば、すでにあるものから、まだない新しいものをつくることができます。
中村勇吾氏談
・いまは世の中全体にウケようみたいな気持ちはまったくなくなっていて、逆に、だれかひとりが「いいよね、あれ」といってくれればいいなぁくらに思っているよね。
箭内道彦氏談
・ゴールを描くことが原点(中略)
「企画のゴールはなにか」ということです。ゴールとは、会議の資料に書くような目的ではなく、もっと直感的なビジョンのこと。人を感動させたいのか、あるいはお金を儲けたいのか。アフリカの貧困層の子どもたちに役立つことをしたいのか、などです。
堂山昌司氏談
・グーグルブックスでも20万冊の登録があるうち、ひと月のあいだに検索させない本は1冊もないそうです
嶋浩一郎氏談
・マクドナルドにニオイの秘密。マクドナルドのお店って、独特のニオイがありますよね。あれはマーケティング戦略のひとつで、子どもの意識にあのニオイを刷り込むことで、大人になってもマクドナルドに親近感をもってもらえるように仕向けているんだそうです。
小山薫堂氏談
・ぼくのうちのスタッフに、企画を考えるときは、「その企画は新しいか、その企画は楽しいか、その企画はだれを幸せにするのか」という3つのことを自問してほしいと、いつも話している
小山薫堂氏談
●書籍『しかけ人たちの企画術』より
小山 薫堂 著
箭内 道彦 著
片山 正通 著
後藤 繁雄 著
堂山 昌司 著
吉田 正樹 著
中村 勇吾 著
嶋 浩一郎 著
奥田 政行 著
東京企画構想学舎 編集
インプレスジャパン (2011年2月初版)
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