今野 良香 氏 書籍『売れる「手書きPOP」のルール』より
このページは、書籍『売れる「手書きPOP」のルール』(今野 良香 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・導入期の売れるPOP
●まずは、「その商品を知ってもらう」ことが重要!
●POPを見て商品をイメージできるように、イラストや写真、特長を書く!
●店の入口付近に大量陳列して目立つように!
・成熟期・衰退期の売れるPOP
●第三者評価を利用して、価値の高さを表現する
・芸能人、著名人がお取り寄せ
・ネットランキングで1位を獲得
・マスコミで紹介された実績など
・購買意欲をそそる「ランキングPOP」(中略)
店舗に陳列されている商品を、テーマや種類ごとに分類し、「●●部門第1位」などというPOPを設置すると、お客様の買い物も楽しくなります。
・売れるPOPのゴールデンルール
1 一番商品がなければPOPは無意味になる
2 ビジュアルでPOPにひき寄せる
3 POPは「絵」になると売れなくなる
4 3メートル手前から認識できるアイキャッチ
5 思わず買いたくなるキャッチコピー
6 文字の種類でイメージは変わる
7 赤を効果的に見せる色使い
8 POPの大きさと用紙選び
9 読ませて買わせるセリフ
10 なぜかイメージがよくなる手書きのチカラ
・店の顔となる「一番商品」になりやすい商品は次の3つがあげられます。
①1番売れている商品(ナンバーワン)
②自店がはじめて扱った商品(ファーストワン)
③自店にしかない商品(オンリーワン)
・「ビジュアル」面を重視したPOPを作成するとなると、格好のよさや色使いばかりに気をとられ、売れる要素を無視してしまう店が多いのです。
・POPを「絵」にしないポイント(中略)
次のいずれかの要素を絶対に欠かさないことといえます。
①ナンバーワンの事実
②オンリーワンの事実
③ファーストワンの事実
④表彰・受賞歴などの実績
⑤期間や数量などの限定感
⑥お買い得感
⑦第三者意見
・「読ませて買わせるセリフ」を上手に書くポイントは次の5つです。
①伝えたいことを3つ以内に
②擬態語や擬音語を使ってわかりやすく
③語り口調で少しくだけた表現で
④強調したい単語は色を変えて
⑤100文字以内に収める
・女性の心をつかむ7つのルール(中略)
ルール1 ひと目でわかるアイキャッチが女性脳に響く
ルール2 擬態語・擬音語でイメージをふくらませる
ルール3 直線よりも曲線でやわらかな癒しを
ルール4 寒色よりも暖色であたたかさの演出を
ルール5 「ちゃんと」より「ごちゃごちゃ」は好き
ルール6 活字よりも手書き文字で親近感を与える
ルール7 マジック文字よりも筆文字で
・女性が好きな「ごちゃごちゃ」「やわらかさ」を丸いPOPで表現するには、POP用紙を丸く切る際にハサミなどを使わず手でちぎるとよいでしょう。
・今しか買えない「時間的限定感」(中略)
これらを表現するキャッチコピーは、以下のようなものがあげられます。
●△日より30分限定セール!
●春だけの限定です!
●土曜日限定!お父さんの料理教室
●3日間限定割引(△日まで!)
●次回の入荷未定!今がチャンスです
・読ませるセリフはこうつくる
1 業界の常識にとらわれないことが重要
2 口語体で書く
3 五感に訴える
4 会社や店の歴史を語る
5 つくり手の思いを訴求する
6 使用素材の特長をトコトン書く
7 「こだわり」は箇条書きで
8 他商品と比較する
9 お客様の声を並べる
10 従業員のおすすめコメントを入れる
・どのような地域でも「衣→食→住→遊→育」の順で業界が成熟していきます。自店の業種・業態よりも成熟している業界のモデル店を視察に行くことでも、その世代が求める要素をつかむことは可能です。
・POPの7つ道具(中略)
①筆ペン(黒色・太文字)
②筆ペン(朱色)
③水性マーカペン
④水性ボールペン
⑤色鉛筆
⑥コピー用紙(B4サイズ)
⑦色紙用紙(暖色系の八つ切りサイズ)
●書籍『売れる「手書きPOP」のルール』より
今野 良香 著
同文館出版 (2009年6月初版)
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