CD『ヒマワリ』（丸石 輝正 歌、多田泰教、佐々木誠 音楽）より

このページは、書籍『』（丸石 輝正 歌、多田泰教、佐々木誠 音楽）から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。

ヒマワリ

たとえ記憶を奪われてもあなたを忘れたくない
時の海を渡る船が桟橋を離れても
荒れ果てた大地にヒマワリの花が咲く
見渡すかぎり
自分のことより大切な何かがあると
教えてくれたね
霧が立ち込めても
手さぐりで歩き出そう
そばに誰もいなくても
ぼくは一人じゃない

迷わない強さはあなたが
未来を知っているから
積み上げられた荷物が
崩れ落ちる日を迎えても
初めからやり直せばいい
チャンスはまたやってくるから
争いのない時代へと続く道しるべ
与えてくれたね
闇に包まれても
星はまぶたに輝く
もう二度と逢えなくても
愛は終わりじゃない

霧が立ち込めても
手さぐりで歩き出そう
そばに誰もいなくても
ぼくは一人じゃない

そばに誰もいなくても
ぼくは一人じゃない
ぼくは一人じゃない

そばに誰もいなくても一人じゃない
もう二度と逢えなくても終わりじゃない

ぼくだけがぼくになれない

寝転んで空を見れば汚れのない海の色
転ばなければ気づかなかった
足元ばかり見ていた
こんなにも苦しいのは
誰かを苦しめたから？
自分一人の海に溺れて
いい気になっていたから？
何をやってもうまくいかない
力尽きて動けない
舟を漕いでも風が吹かない
現在位置がわからない
海は海　鳥は鳥　空は空
ぼくだけがぼくになれない

月の軌道から見下ろせば青く輝く惑星
世界のどこで雨が降ろうと
無関心を装った
勝てばいい手段は選ばない
置き去りにされたくない
たとえ悲劇が待っていようと
流れにが逆らえない
海は海　鳥は鳥　空は空
ぼくだけがぼくになれない

何をやってもうまくいかない
心の霧が晴れない
舟を漕いでも風が吹かない
水平線が見えない
海は海　鳥は鳥　空は空
ぼくだけがぼくになれない

ぼくだけがぼくになれない

●CD『ヒマワリ』より
丸石 輝正 歌
多田 泰教 作詞・作曲
多田 泰教、佐々木 誠 編曲
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