瀬戸内 寂聴 氏 講演『「本」の送り手が、いま考えるべきこと』より
このページは、講演『「本」の送り手が、いま考えるべきこと』(講演者:作家 瀬戸内 寂聴さん)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・全てのものはとどまることなく常に変わっていく。出版界も同じ。なのに、『儲からない』という理由だけで、どこの出版社も積極的に参入しないのはおかしい。
・電子ブックの端末は軽いので、「年寄り向き」であり、「病人向き」である。
・電子ブックは新しもの好きの若者よりも高齢者が読むものだ。
・より良いものは変わっていく。紙も変わってきた。
・電子ブックだから若い人が読むのではない。むしろ年寄りが読んでいく。
・今の人は本を読まなくなったではない。読む「暇」がないだけ。
・100年前に何があったか。今一度読み返してほしい。
・本は売れる売れないのではない。売れなくても良い本がある。
●講演『「本」の送り手が、いま考えるべきこと』より
講演者:作家 瀬戸内 寂聴さん
「第19回 東京国際ブックフェア」基調講演
主催:リード エグジビション ジャパン株式会社