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ヨグマタ 相川 圭子 氏 書籍『幸せを呼ぶ ヒマラヤ大聖者108のことば』(宝島社 刊)より

このページは、書籍『幸せを呼ぶ ヒマラヤ大聖者108のことば』(ヨグマタ 相川 圭子 著、宝島社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・真のスピリチュアルとは、「見えないところ」につながっていくことです。見えないところというと、死んだあとの世界や死んだ人の話しと思う人が多いようですが、それだけでなく、それは「本当の自分」に出会っていくことであり、「真理」や「最高の神様」に還っていくということです。


・さまざまな言葉がある中で、ピンときて深く入ってくる言葉もあれば、そうでもない言葉もあるかもしれません。深く入ってくる言葉は、きっといまのままのあなたに必要な言葉なのでしょう。


・本当の癒しとは、(中略)「自分を信じ、自分を愛する」ことから始まります。


・人は、よく思われたいと思ったり、常に自分を守るために言い訳をしたりします。それは、恐れからであり、自己防衛です。自己防衛で自分が批判を受けず、傷つかず、自分だけ満ちればいいと思って、心が巧妙に働くのです。


・花が美しく咲くのは褒めてもらいたいからではありません。自分らしくエネルギーが満ちて咲いているだけなのです。私たちも、本質とつながると、満ちて最高の能力を発揮し、このうえなく美しい心を咲かせていくことができるのです。


・一瞬一瞬、「いまのこの気持ちは何なのか」と見つめて。自分は自分の考えにとらわれて、だから苦しんだと。


・仕事で、周りの人がやらなかったりできなかったりしたことを、あなたが背負わなければならないとき、自分は周りに比べて損していると感じてしまうものです。でも、いま、目の前で起こっていること大変なことは、あなたが成長する機会をいただいているととらえましょう。仕事でも何でも、自分がやった分は自分に返ってきます。


・完璧な人は近寄り難いものです。多少、失敗するくらいのほうが、親しみやすいですし、より人の気持ちがわかり、人を思いやれるようになります。幅の広い人になって、いろいろな人を受け入れることができるようになるのです。失敗はより幅広い人になるための機会でもあるのです。


・あなたが変えたいと思う人は、あなたが変わることの学びを与えてくれている人なのです。人を変えようとするのではなく、相手に感謝をします。


・人は、何かと他人のやり方や、間違ったことは目につき、そのことにこだわってしまいます。一方自分のやり方は正しいのだと思いがちです。それは自分を基準にした判断で、ジャッジすると言い、そのエネルギーを発しているのです。(中略)

ジャッジを発せられた相手は自分が受け入れられていないとわかり、居心地の悪さを感じます。


また、相手のために助言を与えているつもりでも、ジャッジがあると相手は素直に受け取れないばかりか、心を閉ざすかもしれません。


・人は「ああしなさい、こうしなさい」と言われると、たとえどんなにいいことであっても、その人のエゴは聞きたくないといって反発するのです。(中略)人を変えようと思っても、人は変わりません。自分自身の気づきが必要です。(中略)人と人の関係では、同じ波長になると引き合うのです。


・私たちにすでに与えられているものの尊さに気づくと、そうしたいままでの数々の無知とおごりを、お許しくださいと祈らずにはいられないのでしょう。


・がんばりすぎて気力も体力も尽き、自己嫌悪と無気力で鬱になる人もいるのです。(中略)でも、ただ自動的な反応で、すべてをポジティブにしていたら、それも心の働きにすぎません。


・自分の過ちをそのままポジティブにしてしまうのは、逃げであり自己防衛です。自分を見直すきっかけがつかめず、エゴを肥大させてしまいます。


・人が愛だと思っているものは、そのほとんどが見返りを期待して相手を束縛する愛で、そこには喜びと苦しみが伴います。「愛してもらいたい」「褒めてもらいたい」「認めてもらいたい」と、愛を欲しがり、奪うことで自分の不足を満たそうとするエゴの愛なのです。(中略)


執着の愛、奪う愛を手放し、「慈愛」を目指して、無償の愛で、自分から愛を発して、自分から愛を育んで、すべての人を愛してください。


・私たち日本人にとって、108という数字は除夜の鐘をつき、煩悩を滅する数としてなじみ深いものです。一方、108つあるといわれる小宇宙の重要なエネルギーの道の数です。


・煩悩とは仏教の教義のひとつで、心身を乱し、悩ませ、智恵を妨げる心の働きのこと


・カルマ

思いと行為のこと。「業」とも言われる。思考すること、感じること、行動することはすべてない内外の行為だが、それは記憶となって身体と心に刻まれる。そして外からの刺激におり、それが活性化され、カルマの記憶は再びカルマに基づく行動(アクション)を引き起こす。


●書籍『幸せを呼ぶ ヒマラヤ大聖者108のことば』より
ヨグマタ 相川 圭子 著
宝島社 (2012年9月初版)
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