春山 茂雄 氏 書籍『春山茂雄71歳!体内年齢28歳のレシピ』(光文社 刊)より
このページは、書籍『春山茂雄71歳!体内年齢28歳のレシピ』(春山 茂雄 著、光文社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・インスリンは血液中の糖を消すものなので、インスリンが出る薬を飲んだり、インスリン注射を打てば、たしかに血糖値は下がります。しかし、では血液中の糖は、いったいどこに消えたのでしょうか?じつは、脂肪に形を変えて体内に蓄積されただけなのです。
・私のクリニックでは、ここ数年間、軟膏も含めて三〇種類の薬だけで、すべての患者さんを治療しています。そして、薬を使わないのに治療成績がいいと評判なのが私のクリニックなのです。
・老化を防いで若々しい体を保とうと思ったら、筋肉は壊さなければなりません。その理由をひとことで言えば、筋肉は定員制で、入れ替え制だからです。(中略)
筋肉を壊すには、壊すのに適した運動が必要です。重いものを持って筋肉に負担をかけたり、引っ張ったり、揺すったりする運動です。
・ほとんどの人が、運動すると脂肪が燃えると思っているのですが、じつは脂肪は燃えません。燃えるのは脂肪酸です。ですから、脂肪を脂肪酸に変えておかないと、せっかく運動しても脂肪を減らす効果は期待できないのです。(中略)
脂肪を脂肪酸に変える方法とは?ここにも成長ホルモンが密接に絡んでいる
・病気にならないように人々を一生懸命に指導しても収入には結びつきづらい現実がありました。患者さんに薬を投与したり入院させたりするほうがよほど容易に収入に繋がるような医療体制が、現在の日本には築かれているのです。
・「体と心と脳」にいいこと46のレシピ(中略)
1 一日に何度か深呼吸をする(中略)
2 夜十時以降は食事をしない(中略)
3 腰から下の筋肉を作る(中略)
4 サプリメントの過剰使用は避ける(中略)
5 たまには非日常の時間を持つ(中略)
6 空腹を作る(中略)
7 幸せを追いかけるより、大不幸を想像してみる(中略)自分の幸せや快適さをあまりに求めるゆえに苛立ちや悩みが発生するのです。(中略)
8 性的妄想をする(中略)
9 長寿物質が豊富なリンゴやブドウを食べる(中略)
10 小食をこころがける(中略)
11 よく噛んで食べる(中略)
12 赤ワインやブドウジュースを飲む(中略)
13 世のため人のために活動する(中略)
14 内臓脂肪は常に計測する
たまりすぎたお腹の脂肪からは、三十種類以上の脂肪毒が出ていることがわかっています。糖尿病やがん、インポテンツなどさまざまな病気をもたらします。市販の体重計にも内臓脂肪を測定する機能が付いているものが増えました。(中略)
15 食べるときは腹を立てない(中略)
16 人に温かいまなざしで接する(中略)
17 スクワットはスローなほどいい(中略)
18 古い筋肉は壊せ(中略)
19 有酸素運動をする(中略)
20 有酸素運動は、無酸素運動の約一〇〇分後がベスト(中略)
21 ジョギング、ウォーキングはスローで(中略)
22 バイク運動をする
上半身をあまり使わず、下肢の動きをゆったり単調に繰り返す自転車漕ぎ型の運動。下肢に新しい筋肉を作るには最適です。
23 肉体の健康だけではなく心の健康にも気を配る(中略)
24 恋愛心を失わない(中略)
25 犬や猫を飼う(中略)
26 好きな音楽を聴く(中略)
27 体の水分率を把握する
人間の体の約六〇%は水分(体重比)です。大人の場合、五〇%を切っている人は健康状態に問題があります。(中略)
28 水素を補給する
人体のエネルギー作りに不可欠な水素。(中略)
29 オゾン水を肌に塗る
オゾンは食品添加物としても認可されているもので東京都などでは水道の水にも含まれています。殺菌力がある、病院などでは医療器具の消毒にも活用しています。(中略)
30 GI値の低い食品を食べる(中略)野菜や果物類、牛乳など。(中略)
31 モツ(内臓)を食べる(中略)
32 ブリやマグロ、レバーを食べる(中略)
33 鶏の胸肉を食べる(中略)
34 キノコ類を食べる(中略)
35 海藻を食べる(中略)
36 塩分を控える(中略)
37 牛肉、豚肉より魚を(中略)
38 果物や野菜は一日三五〇グラム食べる(中略)
39 野菜や果物は食前に食べる(中略)
40 大豆系の蛋白質を補給する(中略)
41 胚芽米を食べる(中略)
42 アルコールの弱点も知っておく
お酒をたくさん飲むと中性脂肪が増える、と考えている人は少なくありません。しかし、実際はアルコール自体は中性脂肪になりません。ただ、飲酒した前後の食物を脂肪に変えてしまう作用を持っています。(中略)
43 インスリンは安易に打つな(中略)
44 北枕で寝る(中略)地球の軸と回転の関係で北側を頭にして寝ると、そこに磁気に関して一種のパワースポットになります。ですから、体が弱っている人が北枕で寝ると睡眠が深くなり元気になります。
45 体は温める(中略)
46 過度なセックスは避ける
・中年や高齢になっても、成長ホルモンがたくさん出る人は、老化を防げます。見た目も実年齢よりは若々しく、病気に対する抵抗力もアップして病気になりにくい元気な体になります。
・往年の大女優エリザベス・テーラーさんなども、治療ではなく、若さを維持するために成長ホルモンを注射していたことが知られていますが、そんなことを続けられるのは大金持ちだけでしょう。かりに資金が続かなくなって注射をやめると、逆に一気に老化してしまいます。
・成長ホルモンを引き出すのに必要なのは運動です。(中略)運動するときは、筋肉を作ろうと考えるのではなく、筋肉を壊そうと意識することこそ重要(中略)筋肉は入れ替え制だから、新しい筋肉を作るためには、まず古い筋肉を壊さなければならない
・古い筋肉を壊すための運動とは、どんなものがいいのでしょうか。(中略)重量上げのようなパワートレーニングを一定時間以上することが必要で、つまり息をつめていきなり無酸素運動をする。あるいは、それと同じ効果を得られるマシーンの利用を
・分泌された成長ホルモンを利用して新しい筋肉を作る。そのためには、単純な有酸素運動を繰り返すことが大切です。たとえば、動かない車輪を漕ぐ、自転車漕ぎのような運動。あるいは、ゆっくり歩くウォーキング、
・非常に効率よく若い筋肉が作られる(中略)
ポイントの一つは、運動の順番です。無酸素運動を行ってから有酸素運動という組み合わせで運動しないと、成長ホルモンは出てきません。
・老化とは、私に言わせれば、結局のところ細胞数の減少なのです。ですから不老長寿の第一のポイントは、なるべく細胞の数を減らさないようにすることです。細胞数を保つのに最も有効なのが、まさにこの章で取り上げてきた成長ホルモンなのです。
・じつはもっと簡単な方法があります。筋肉を壊す必要もない方法です。それは、腕に加圧ベルトを巻くことです。こちらは、運動もせずに成長ホルモンを引き出す方法です。
・加圧は、血流を止めますので、必ずきちんとした指導者の元で行なってください。
・加圧ベルトすれば5分間の腕運動だけでも十分効果が上がる。幾ばくかの活性酸素が発生するので、中和剤として水素水を服用することが望ましい。
・脂肪を分解する5つの酵素(中略)
①グレリン・・・・・・若い胃粘膜から空腹のときに出る酵素です。(中略)
②ノルアドレナリン・・・・・・これは激しい運動をすると大量に出てくる酵素です。(中略)ビリーザブートキャンプのような激しい運動(中略)
③リパーゼ・・・・・・寒いと出てくる酵素です。気温一〇度以下ぐらいの部屋に薄着のまま三〇分ぐらいいれば分泌されます。(中略)中高年の人にとっては、かえって体にマイナスです。
④グルカゴン・・・・・・空腹時に出てくる酵素です。極端な低血糖になると出てくるもの。しかし、かなりストイックに空腹に耐えることが必要です。
⑤成長ホルモン・・・・・・(中略)運動することによって成長ホルモンを引き出すこと。
・古い筋肉を壊して成長ホルモンの出動を促すには、パワートレーニングか、それと同様の効果のある振動板を利用する。また、運動をしないで成長ホルモンを分泌させる方法として加圧ベルトがありました。ベルトで腕に乳酸をためることで、“体が傷ついた。成長ホルモンが必要だ”と脳が錯覚するように仕向ける方法です。ほかに日常的に実行できる身近な方法として、ある程度効果が期待できるのがスロースクワットです。
・スロースクワット
自分の体重を利用して、できるだけゆっくりとスロースクワットを10回行なう。15秒休憩後、さらに7回のスロースクワットを繰り返す。さらに15秒休憩後、できるだけゆっくりとスロースクワットを5回行なう。この際に重要なのは、できうりかぎりスロースピードを守ることです。
・内臓脂肪からは毒が出て、脚の筋肉からは薬が出る(中略)お腹の脂肪を減らし、脚の筋肉を作れ
・脚から下の若い筋肉からは、運動することで強力な若返りホルモン(マイオカイン)が出てくる
・ストレス活性酸素を消すには深呼吸を(中略)
できれば一時間に一回でもいいので腹式呼吸で深呼吸する機会を作ってみてください。(中略)血液サラサラ物質とも言うべきものを、深呼吸ひとつで得られるのですから、これほど素晴らしいことはありません。
・「水素水+オゾン水」生成装置の開発に成功し、実用化しました。(中略)
著者のアイデアが考案された、水素水とオゾン水を両方とも生成できる。日本初の水生成装置。浄化した水をサーバーに入れるだけで490ppdという高濃度の水素水を約10分で作ることができる。切り替えスイッチでオゾン水も約8分で生成。濃度は人体に影響のない0.8ppm。
※参考:水素水生成器の販売サイトへ
・WHO(世界保健機構)は「健康」について四つの種類があると定義しています。①身体的健康(フィジカルヘルス)、②精神的健康(メンタルヘルス)、③社会的健康(ソーシャルヘルス)、④霊的健康(スピリチャアルヘルス)、です。単に体が元気なだけでは健康とは言えない、この四つのバランスが大事だということです。
・食事をするときは、食前三十分ぐらい前にリンゴなどの果物や野菜を食べます。その後に食事をすると血糖値が上がらず、食べ過ぎることもないからです。そして、ときどきミニ絶食をします。一日一食も食べない日を作っているのです。また、食べるときは本当によく噛みます。最後まで噛んで、途中で飲み込まない。
・私はダイエットをめざす人には、果物をデザートとしてではなく食事の前に食べるよう勧めています。血糖値をあまり上げず、お腹も満足するので、その後の過食を避けられるからです。できれば果物から食事まで三〇分の間を空けること。
●書籍『新脳内革命 春山茂雄71歳!体内年齢28歳のレシピ』より
春山 茂雄 著
光文社 (2011年2月初版)
※amazonで詳細を見る