津堅 信之 氏 書籍『アニメ作家としての手塚治虫』(NTT出版 刊)より
このページは、書籍『アニメ作家としての手塚治虫』(津堅 信之 著、NTT出版 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・生前は「一九二六(大正十五)年生まれ」とされており、本人もこれを否定しなかったが、他界直後に「一九二八年生まれ」であることが公表された。
・昭和初期に公開された主要なアメリカ短編アニメーション
・昭和初期に制作された主要な国内アニメーション
・『アトム』は日本におけるキャラクタービジネスの原点と称されるように、お菓子のパッケージやオマケ、文房具等にキャクラターをあしらい、その商品の定価や売り上げに合わせてロイヤリティを得るマーチャダイジングを展開して、虫プロは大きな収入を得ていた。
・セックスの場面をみてエロを感じるのは経験者で、経験のない、子供はケロリとしているんですよ。要するにおとなが色メガネでみてカラ騒ぎをしているだけ
・日本のアニメの特徴を挙げようとすれば、、特に以下の三点は特筆すべきものである。
①毎週一回三十分連続放映という形式のテレビアニメが常時多数放映されている。(中略)
②さまざまな観客層を抱え込むことができる、多用な、そして時として複雑なストーリー内容を扱う。とりわけ、いわゆるロボットものアニメには、そうした観客層の幅の広さとストーリーの多用さが、反映されている。(中略)
③テレビアニメと並んで、長編アニメも多く制作されている。もともと長編アニメは莫大な予算を要し、非常にリスクが高いものである(中略)毎年十本以上も制作されているというのは、諸外国でも例がない。
●書籍『アニメ作家としての手塚治虫~その軌跡と本質』より
津堅 信之 著
NTT出版 (2007年3月初版)
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