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高橋 朗 氏 書籍『五感マーケティング』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション 刊)より

このページは、書籍『五感マーケティング』(高橋 朗 著、ナナ・コーポレート・コミュニケーション 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・POSによる単品管理というマーケティングは、データをみているだけで、商品のことも、お客さんのことも見ていないのです。


・人間には五感がある(中略)

自動車メーカーの多くは、新車に「新車の匂い」をつけて出荷しているのです。(中略)さらに自動車メーカーでは、ドアを閉めた時の音の研究もしています。ドアの閉めた時の音も、自動車の性能には何の影響もありません。良い音がした方が実際に売れるのです。


・コミュニケーション戦略のコンセプトとして、必ず要る要素は、以上の三つなのです。

つまり、メッセージとパーソナリティとターゲットの三つです。また、商品のメッセージとはベネフィットのことです。つまりその商品を使うと、どういう良いことが得られるのかというこです。


・ある店の水着売り場で、ココナツの甘い匂いを漂わせてみました。そうしたら、三月なのに水着がどんどん売れるようになったのです。そのお店では、他のお店のおよそ二倍売れたそうです。(中略)


・ココナツの甘い匂いのせいで水着が売れたのは、お客さんに単なる事実を思い出させたからではありません。単なる事実を思い出したのであれば、ココナツの匂い→海に行った時にココナツの匂いがしたな、と思って終わりです。


そうではなく、ココナツの匂いは、海やプールで遊んだ時の楽しい思い出を思い出せたのです。つまり。楽しいという感情を起こさせたわけです。ココナツの匂い→楽しかった思い出→水着を買おう、というプロセスが働いたわけです。


・物語や感性の重要性を理解する企業が出てきている一方で、まったく逆の方向に進んでいる企業も少なくありません。それは、スピードアップや効率化ばかりを重視している企業のことです。そのような企業では、利益に直接つながらないことはすべて無駄だと考えているようです。


●書籍『五感マーケティング』より
高橋 朗 著
しりあがり 寿 イラスト
ナナ・コーポレート・コミュニケーション (2007年2月初版)
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