荒川 祐二 氏 書籍『伝え屋~大切な人に思いを伝えられないあなたへ』(廣済堂出版 刊)より
このページは、書籍『伝え屋~大切な人に思いを伝えられないあなたへ』(荒川 祐二 著、廣済堂出版 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・伝え屋(中略)俺たちがこの仕事をする本当の意味は、クライアントが俺たちのプロデュースを通して、無事に思いを伝え終わった後でも、クライアントと対象者、両者が引き続き円滑なコミュニケーションを取れて、良好な関係でい続けること。それを手助けすることだ
・男ってのはな、大切な人にこそ、弱さを見せることも、頭を下げることも嫌がる動物なんだ。不器用な動物なんだ。だから厄介なんだ
・コミュニケーションに限らず、人間ってのは自分が苦手なことに限って、相手に期待するんだ。『自分から歩み寄ったり話し掛けたりは苦手だから、相手からしてくれないかな』ってな。でもな、そういうもんじゃない。『自分が苦手なものは相手も苦手』なんだ
・できるかできないかじゃない。やるかやらないかだ。やると決めたら、できるまでやればいい。そうすれば、必ずできる
・人と人とのコミュニケーションは、口先だけの言葉だけで成り立つものではなく、その言葉に含まれた自分自身の思いや感情、これまで積み重ねていきた過去、経験、すべてを含めて、相手に投げかけたものが、相手から言葉となり、行動となり、自分に返ってきます
・今まで娘さんに積み重ねてきた過去が間違いだったのなら、今から未来に向けて新しく積み重ねていけばいい。気付いた時からが始まりです
・人と上手くコミュニケーションを取る上で、大切なことは自分の話をすることじゃなくて、相手に上手に質問すること
・人とコミュニケーションを取る上で、自分から歩み寄ること、心を開くことの大切さ
・わかりもしない先のことを考えてジタバタしても仕方がないだろ。なるようになる
でも、もし失敗したら・・・・・・
(中略)そうなったら、そうなった時に考えればいい
・相手に向けて話をする時は、極力、相手の名前を呼んでから会話を始める
・ウェイターが「スズキでございます」と言って、持ってきた魚料理に対して、「か、金田でございます!」と返さなくてよろしい。それはウェイターが「鈴木さん」という意味ではなく、「スズキ」とう名の魚料理のことだ。
・もし私と同じように、誰でも明日というものが約束されたものではないのだとしたら・・・。
後悔をすることになる前に、必ずその人に伝えてほしい。
・人の気持ちなんて「話さなくてもわかる」ではなく、「話さなければわからない」。ほんの少しの勇気を持って、相手と話せばすぐにわかるはずなのに・・・・・・。
だから、伝えたい相手がもしまだ前にいてくれるのなら、常に「伝える」ことが大切なんだ
●書籍『伝え屋~大切な人に思いを伝えられないあなたへ』より
荒川 祐二 著
廣済堂出版 (2013年2月初版)
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