中山 千夏 氏　書籍『友だちの作り方』（河出書房新社 刊）より

このページは、書籍『友だちの作り方』（中山 千夏 著、河出書房新社 刊）から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。

・自分を知り、他人を知り、他人の受け止め方に上達すること。

・あのね、あんまり相手の気持ちを先にあれこれ考えないほうがいいよ。嫌われているのかな、とかね。人間の考えって、見えないでしょ。ほんとのことはいくら考えてもわからないよね。だから、あんまり考えないで、友だちになりたかったら、素直に何度でも話しかけてみる。

・人の気持ちを汲むことは大事。でも、私を嫌っている、私に怒っている、私に嫉妬している、というふうなマイナスの気持ちは、そうだと決めつけないほうがいい。(中略)そう決めつけてしまったら、相手との関係、そこで行き詰まりでしょ。

・ひとを遠ざけてしまうタチ（中略）タチっていうのは、性格、クセ（中略）

Check１　とにかく暗い（中略）
Check２　やたらジコチュウ（中略）
Check３　自分に厳しすぎ（中略）
Check４　なにかと差し出がましい（中略）
Check５　無知無能無趣味無気力（中略）
Check６　多芸多才博学多弁（中略）
Check７　ちっともかわいくない

・人間とは本来、性善説でも性悪説でもない。それはなんらかの価値観で見た時に、善悪が生じる。（中略）

だれにとっても、すべてが善である人間はいない。
また、だれにとっても、すべてが悪である人間はいない。
だれにとってもほかの人間は、善と悪がまじりあった存在なのだ。

・友だちの呼び方（中略）

ざっと三種類ある。

①「あなた」「あんた」「きみ」「おまえ」「おたく」の類。基本的に相手の性別や立場に関係ない呼称。（中略）

②「先生」「先輩」「おねえさん(ねえちゃん)・おにいさん(にいちゃん)」「おかあさん・おとうさん」「おじさん・おばさん」「おばあちゃん・おじいちゃん」「奥さん・旦那さん」の類は、立場や性格や年齢が含まれている呼称。

③個人名を呼ぶ類。性で呼ぶ、名で呼ぶ、ニックネームで呼ぶ、さらに、呼び捨てと、「様」「さん」「君」「ちゃん」などを付けるのとがある。

・友だちミニコミ三原則。

告げ口はしない。されても気にしない（中略）
陰口も陽気にたたけばご愛嬌（中略）
打ち明け話は公開放送

●書籍『友だちの作り方～幸せな関係を築く大人のためのトレーニング』より
中山 千夏 著
河出書房新社 (2007年3月初版)
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