植西 聡 氏 書籍『「カチン」ときたときのとっさの対処』(ベストセラーズ 刊)より
このページは、書籍『「カチン」ときたときのとっさの対処』(植西 聡 著、ベストセラーズ 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・人間のストレスは、人間とのかかわりによって生まれます。周囲の人間と良好な関係を築き、持続していくことができれば、日々のイライラは解消し、毎日を明るい気分で過ごせるようにになることは間違いありません。
・大声で反論したくなったときどうするか
☆感情的にならず、冷静に対処する法(中略)
冷静に対処する法
1 相手に好きなだけ話させる(中略)
2 相手の言葉を繰り返す(中略)
3 相手の発言に質問をする(中略)
4 相手の発言をメモする(中略)
5 話題を変える(中略)
6 適当に無視する(中略)
7 ほめ殺しを使う(中略)
8 冷静に反撃する
・とりあえずその場を乗り切る方法(中略)
1 腹式呼吸をする(中略)
2 相手のネクタイを観察する(中略)
3 目を閉じて深呼吸をする(中略)
4 口を真一文字に結ぶ(中略)
5 耳栓をする(中略)
6 とりあえずその場を離れる(中略)
7 文字で自分にエールを送る(中略)
8 熱い飲み物を飲む(中略)
9 体を動かす(中略)
10 友達や恋人に電話する
・他人の態度や言葉に傷つくということは、「自分は認められなった」と感じることが原因です。
・“カチン”の原因は、自分を否定されたという意識が無意識のうちに働くからです。つまり、逆にいうと、誰に何をいわれても、自分を否定されたと感じない心をもつことができれば、“カチン”とくることはなくなります。
・“自分は自分だ”と意識できる人は、同時に“他人が他人”であることを認められる人ともいえます。そうすれば、誰からも自分の望みどおりの言動をとらなかったことに腹が立つこともなくなるのです。
・メモをするというのは、相手のペースを乱すための手段なのです。質問と同じです。質問を組み合わせてメモをとることが有効でしょう。
・なんとなく苦手な相手と話すときは、共通の趣味を見つけて話題にすると、二人の距離は一気に縮まることでしょう。
・「自分はどう感じたのか。そして、どうしたいのか」と、すぐに考えつくようになれば、カチンとくることはなくなります。
●書籍『「カチン」ときたときのとっさの対処術』より
植西 聡 著
ベストセラーズ (2004年3月初版)
※amazonで詳細を見る