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どういった書店にFaxDMすれば良い効果につながるのか?
やみくもに全国の書店に「こんな本があるから注文して!」と告知したところで、本を置いてくれません。そもそも書店には置くスペースは限られるからです。では、どういった書店にFaxDMをすればいいのでしょうか?
それには、大きく2つの視点でみるといいです。
1、 専門性の高い本か
2、 読者対象の広い本か
たとえば、専門的な本であれば、そもそも小さい書店には置かれる可能性は低くなります。置くスペースがないためです。このような本であれば、大きい書店だけにFaxDMするのが効果的になります。
具体的な事例でお話すると、想定読者が「医者向け」の本であれば、大きい書店だけに送れば十分です。医者向けの書棚を持っている書店は、小さい本屋には少ないためです。
逆に、「読者対象の広い本」、具体的にいうと、サラリーマン向けや社会人、主婦、学生、団塊世代、男向け、女性向け、店長や課長や、店長、マネージャー、「40代からの○○○」といったような数百万人、数十万人以上の人たちが見込める市場であれば、小さな本屋にFaxDMしても効果が得られます。
読者にとって身近なテーマになるため、小さな書店に置いてあっても手に取ってもらいやすいためです。「あっ、この本、私のことだ!」と感じられる身辺に近いことであることがキモになります。
本は「多品種少量生産」です。言い換えると、「一点一点が異なる新商品」になります。よって、その中身を精査分別することは欠かせません。想定読者に見合った書店を見極めると、次の展開が見えてきます。