書籍『「あの時やっておけばよかった」と、いつまでお前は言うんだ?』(武藤 良英 著、荒川 祐二 著、講談社 刊)より
このページは、書籍『「あの時やっておけばよかった」と、いつまでお前は言うんだ?』(武藤 良英 著、荒川 祐二 著、講談社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・身の丈に合わない挑戦をして大ケガをするより「普通」に、無難に生きていくほうが失敗もなく、きっと幸せに決まっている。結局みんなそう思っているはずだし、俺もそう思っていた。可もなく不可もなくってやつ。
・俺の人生悪くない。無理に頑張らなくても、中の中。もしかしたら中の上。一番ではなくても、普通に幸せになれる。良い位置にいるもんな。とは思いながらも、この渦巻く嫌な感情は一体何なんだろうか?
・普通の人生こそが幸せだと思ってきた。だけど、昔イメージした「普通」と今現実として経験する「普通」は違った。正直、今の俺は、胸を張って「俺、幸せです」とは言い難い・・・・・・。どうしようもない後悔だけが心に広がる。「あの時やっておけばよかった」と。
・これ大事だから、もう一度聞くね。普通『が』いい? 普通『で』いい?
・大した努力もしないくせに、プライドだけは異常に高く、どこかで自分だけ「特別」と勘違いして、いつも人の努力は認めず、人のいうことを素直に聞けない。そのくせいつも後悔ばかり。
・その度に『無理』『できない』って言って逃げてきただろ。でもお前、それは『できない』じゃなくて『やらない』だけだろ(中略)いつか俺も胸を張って言えるようになりたいんだ。「あの時やってよかった」って。
・頑張った人が偉いというように、世の中はできていない。結果がすべて。(中略)
一日10時間、足を棒にしながら汗だくで営業にまわって、1ヵ月で契約が1件のBさん。3時間くらいしか営業にまわってうないのに、毎日契約を取れるCさん。どっちが評価されると思う?
・『ただ頑張るだけ』では成功もしない。だからこそ、大切なことはまず自分が目指す目的地を決めることなんだ。(中略)
頑張ることは否定しないけど、頑張ることが『目的』いなっちゃいけない。くれぐれも『ハワイに行ってきます! 場所はわからないんんで、とりあえず海にドボン!』、そして周りに『頑張れ、頑張れ、頑張れ!』なんて言われて、無理し続けて結局、途中でやる気をなくして引き返して、ふて寝、ひどい時は溺れ死ぬ、なんてことのないようにね
・自分ができないことってできると思う?(中略)「何がわかっていないかわかっていない」から、何をしていいかわからずに、先が見えず、ただ簡潔に苦痛のなかで頑張る状態だったに違いない。
・できなかったことを嘆くのではなく、小さくてもできたことをほめて喜びを感じて進むんだ
・失敗することだダメなんじゃない。失敗を恐れさせることこそが最もダメなことなんだ。上司として、リーダーとして。
・自分が『できない』とは思わないこと。お前たちは『できない』んじゃなくて、『できないと思ってる』だけなんだから
・認めるべきは素直に認め、教えを請えるものは素直に教えを請う。(中略)「成功者に聞く」どれだけこの「当たり前」で大きなチャンスが、自分たちのくだらないプライドによって阻まれてきたんだろう。(中略)一歩を踏み出すちょっとの勇気さえあれば、変われるかもしれないのに。
・この仕事を通して、どうしたら本当に人に感動してもらうことができる?(中略)その人のことを知り、その人のことを本当に好きになることだ思うな(中略)お客様と俺たちは、ただ買ってもらう、売るの関係じゃない。みんな人間なんだ。
・『あの時やっておけなよかったと思ったことがある』という質問に、ほぼ全員が手を挙げた。これは実はすごいことなんです。なぜなら、『あの時やっておけなよかった』と『思えた』ということは、もっと前にやっておけばできたかもしれない自分の可能性を知っているということだからです。自分自身の可能性を信じている。できる自分を感じている。あるいは知っている。
●書籍『「あの時やっておけばよかった」と、いつまでお前は言うんだ?』より
武藤 良英 著
荒川 祐二 著
講談社 (2013年9月初版)
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