長田 弘 氏 書籍『読書のデモクラシー』(岩波書店 刊)より
このページは、書籍『読書のデモクラシー』(長田 弘 著、岩波書店 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・書名考(中略)
「明日はもう一つの日」として出版されるはずだった一冊の本がある。しかし、出版直前に、たまたまおなじ書名で別の本がでてしまって、書名を変更しなければならなかったことが、その本の運命を変える。さまざまにかんがえられた書名案は二十四。(中略)
結局十七番目にあげられた、一遍の詩から採った書名で出版されるのだ(中略)その本は『風と共に去りぬ』だ。
●書籍『読書のデモクラシー』より
長田 弘 著
岩波書店 (1992年1月初版)
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