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FaxDM原稿に載せる本の表紙画像は、できるだけキレイで大きいほうがいい?
お客様よりFaxDM原稿をお預かりして、本送信の前にテストFAXをお送りしています。すると、「もっと装丁をキレイにすることはできないか」または「表紙画像はできるだけ今のより大きく載せたい」といったことを気にされる方が多いです。
しかし、結論からいって、FaxDM原稿に載せる本の表紙画像はできるだけキレイで大きくする必要はありません。もっといえば、書店がFaxで注文する際、「表紙でキレイで大きいから注文をしよう」ということは、「まずない」と考えています。その理由は、こうです。
というのは、もともとFaxは劣化して届くものですし、カラーではありません。当然、装丁における紙の質感や色合い、表紙のイメージなど実際に手にとって取る情感はまず伝わりません。
まして、これが「注文する理由」にはつながらないこともあげられます。それより、どうしてこの本を仕入れなくてはいけなのか、といった「ワケ」を書いたほうが反響は高くなります。
たとえば、「副業をすすめる書籍」でいえば、こうです。
野村総合研究所によると、
『仕事を持ち続けたいと考えている人は78.2%になる』
といったことが本屋が注文する理由につながってきます。
「投資法を指南する書籍」であれば、こんな感じです。
金融庁が8月に投資についての改正法を施行します。
投資家に新しい投資スタイルが求められます
といった書き方が、本屋が仕入れる意味になります。
とりわけ、多いのは商品説明にしかなっていないFaxDM原稿です。本のタイトルやサブタイトル、目次、著者プロフィール、本の表紙、注文欄といった原稿になります。もちろん、ニュース性の高い切り口や企画、一定のファンがついている有名著者であれば、これで十分で反響は取れます。
しかし、そうでない場合、「どうして、今、これを注文しないといけないの?」といったことを書いていないと高い効果は望めないのです。
たとえば、読者の視点でいうと、読者は本が欲しいわけではありません。時間を忘れて感動が味わいたいのです。自分の知識やスキルを上げたいのです。こんな本質を押えているFaxDM原稿が成果は高くなります。
もちろん、本の表紙はキレイにこしたことはありません。しかし、それよりも、打ち出し方やどのような伝え方をするかを気にしたほうが、FaxDMには向いています。
反響を高めるための案をお出しする、原稿の添削は有料でお受けしております。
・原稿添削 54,000円(税込)/枚・1回 1枚あたり
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