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浦 登記 氏 書籍『あきらめグセをなおす45の処方箋』(日本実業出版社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『あきらめグセをなおす45の処方箋』(浦 登記 著、日本実業出版社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・私は何をやっても中途半端。挫折という名の名人だけど(中略)

「中途半端」の意味を、もうひとひねりしてみましょう。「途中で投げ出す」という表現、実に印象が悪い言葉ではありませんか。思い切って、こう言い換えてみます。「見切りが早い」「見極めの達人」「思い切りがいい」などなど。


・会話がヘタだ。沈黙から逃げ出したい(中略)

判で押したような「趣味は何ですか?」という質問から、ちょっと目先を変えた質問に変えてみるのです。

「最近、はまっていらっしゃることはありますか?」
「休日にはどんなことをされているんですか?」
「何をしているときが一番、リラックスされるんですか?」


・会話がヘタだ。沈黙から逃げ出したい(中略)

話題をかえるのではなく、聞き方に変化を持たせるわけです。好きな食べ物を聞きたい時は、「一週間食べ続けても飽きないものは何ですか?」(中略)


かけがえのない大切な人のことを聞きたければ、「明日が地球最後の日だとしたら誰に会いたいですか?」というのはいかがでしょうか。


・苦手な人の前に出ると、萎縮して声も出ない(中略)

彼の説明は「上司の声」「質問責め」「答える」など、声(聴覚)に関することが多くを占めています。ドキドキやバクバクなどの擬音語も聴覚表現のひとつです。そうです、彼の苦手の対象は上司の声(聴覚)なのです。(中略)


そんなふうに、相手のどこが苦手なのかをまず考えます。そして次に、苦手なところをあなたの好きなものに替えてみるのです。声がイヤなら、思わず笑ってしまいそうな滑稽な人の声に入れ替えるのもひとつの手です。ドスのきいた低温の上司を、甲高いドナルドダック入れ替えてにできそうでそうし、女性なら黒柳哲子さんのような早口でちょっと高めの愉快な声に。たまに「カッカッカッ」なんて笑い声を挿入してもいいでしょう。


・人は見たものの記憶をたどるとき、相手の視線はあなたから見て(以下、同様)斜め右上(視覚の記憶)に動きます。想像するときは、斜め左上に動きます(視覚の創造)。

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・NLPのキホン
(物事に失敗はない)

ホットケーキをうまく焼けない方法を12通りも見つけたよ・・・


・人は「命令されることに抵抗する」特徴があるということです。「勉強しなさい」と母親に叱られ、「今、やろうとしてたところなのに」と、プイとふくれた経験は、誰にでもある懐かしいアルバムの一ページです。


・部下や後輩に、上から目線で命令したけれど・・・・・・②(中略)

居酒屋でのシーンを思い出してみましょう。「あの~、灰皿ありますか?」。「はい、あります」(中略)

「灰皿持って来てくれ!」などの後に出てくる表情とは雲泥の差があると思いませんか? ただ質問しただけなのに、相手の動きを誘導しています。


・部下や後輩に、上から目線で命令したけれど・・・・・・②(中略)

社内の会議室の一コマです。「ちょっと、この部屋、暑くない?」なんて周囲を見たら、誰かがすかさず「あ、冷房をもうちょっと下げましょう」、と席を立ってくれるシーンをしばしば見かけます。


・透き通るような白い肌の女性に、「ただ、色白ですね」よりも、「まるで博多人形のような肌ですね」と言うほうが伝わります。


・神様は私たちに成功してほしいなんて思っていません。ただ、挑戦することを望んでいるだけよ。

マザー・テレサ


・自分をわかってくれて当然、と思い込んでいる(中略)

意見がかみ合わなかったり、意図したことと違うことをされると、不機嫌な仁王様のようになってしまいがちです。でも土台無理なことなんです。他人との共通の理解は、言語と、表情など一部の非言語の要素で説明し尽くしてこそ得られるものです。


・自分をわかってくれて当然、と思い込んでいる(中略)

何もしないで「わかってちょうだい」というのは、ありえません。期待するのは勝手ですけれど。


・「お金の細かい人」は、言い換えれば「お金に几帳面な人」という風に考えられます。また「他人の話に首を突っ込みたがる人」なれば、「好奇心旺盛な人」とか。


・悪いところをわざわざ見つけて悪く評価するぐらいなら、長所を見つけて良く評価してあげたほうが、相手にとっても自分にとってもメリットがあると思いませんか。


・マイナス評価をして嫌われるぐらいなら、相手の良いところを見つけてプラス評価をしてあげれば、そのうちいつか自分に返ってきますよ


・否定的意見の中身をよく吟味しましょう。嫌われ役を買って出ている真の仕事人か、嫌みを言うことに命をかけているだけの人間か、の判断を問われているのです。


●書籍『何をやっても上手くいかない人の「あきらめグセ」をなおす45の処方箋』より
浦 登記 著
日本実業出版社 (2012年9月初版)
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