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藤田 紘一郎 氏 書籍『危ない油と健康になるオイル』(英和出版社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『危ない油と健康になるオイル』(藤田 紘一郎 著、英和出版社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・悪い油の摂り過ぎは、腸内悪玉菌の温床になる(中略)

なぜかといいますと、そもそも油というのは酸化しやすいもので、酸化した油が腸内に入ると腸内細菌が死んでしまいます。すると、腸内の悪玉菌が増殖して、腸内細菌のバランスが悪くなり、がんや糖尿病、アレルギー、感染症、うつ病などの病気にかかりやすくなります。


・お店の揚げ物がカラッとしている理由。業務用油である白絞油(しらしめゆ)にあった。(中略)大豆やキャノーラ(菜種)油を低い度合いで精製したもので、いわば、サラダ油を精製する前のものです(中略)

ほとんどの店が長時間加熱し続けるか、何度も繰り返し加熱して使っています。つまりその油は、リノール酸が加熱した際に発生する毒素であるヒドロキシノネナールが大量に含まれていることになります。ヒドロキシノネナールは、脳の海馬や小脳に悪影響をもたらし、認知症を誘発する原因になっていることがわかっています。


・オリーブオイルが健康によいというのは、メディアがつくり出した戦略なのか? (中略)

オレイン酸を含むほかの油に比べオリーブオイルが日本人のコレストロールを下げる特別な効果があるとした研究結果はありません。


・オリーブオイルのほとんどが健康効果のないオリーブオイル

エクストラバージンと付くオリーブオイルのほとんどが、実はIOC基準値外です。

日本はIOCに加盟していない(中略)IOCとは「国際オリーブ協会」のこと


・油と脂の違い(中略)

脂肪酸は常温で液体の植物性脂肪である大豆油や菜種油などの「油」とよばれる「不飽和脂肪酸」と、常温で固体になる動物性脂肪のラードやバターなどの「脂」である「飽和脂肪酸」の2つに分けられます。


・がん細胞を促進させてしまう可能性のある悪い油(中略)

①サラダ油
②酸化した油
③トランス脂肪酸が多い油
④動物性脂肪酸
⑤オメガ3系と6系の摂取バランスの悪い


・この5つの油を避け、がん予防効果があるココナッツオイル、亜麻仁油、えごま油を積極的に摂りましょう。


・乳がん、大腸がん、腎臓がんなどがえごま油により発がんを抑える効果があることがわかりました。(中略)魚油よりもえごま油、亜麻仁油のほうが有効性が高いということが、その後の実験によって判明しています。


・一日大さじ2杯のココナッツオイルを摂ることが健康向上やアルツハイマー予防に効果があるとされています。


・ココナッツオイルを使用し、米を炊くと、ごはんのカロリーを50~60%カットすることがわかりました。(中略)冷やすことででんぷん質中のレジスタントスターチの量が増加する特徴があります。(中略)


ココナッツオイルを入れて炊いたごはんは、一度冷やしたあとであれば、再加熱しても効果が変わらないことがわかりました。


・知ると食べられなくなるトランス脂肪酸を含む食品(中略)

マクドナルド
マックフライポテト(M)(中略)

原材料に水素添加物大豆油を使用しているため、トランス脂肪酸を含む疑いがきわめて高い。


・知ると食べられなくなるトランス脂肪酸を含む食品(中略)


キューピー
マヨネーズ

食用植物脂を原材料に使用しています。使用している油の名前がはっきりとわからないマヨネーズは、トランス脂肪酸を含んでいる可能性が高い。


・知ると食べられなくなるトランス脂肪酸を含む食品(中略)

ロッテ
コアラのマーチ

原材料である植物油脂とは、何の油を使用しているか不明です。また、チョコレートもトランス脂肪酸を含む可能性があるため、注意が必要です。


・知ると食べられなくなるトランス脂肪酸を含む食品(中略)

江崎グリコ
ポッキーチョコレート

チョコレート、クッキーともにトランス脂肪酸が含まれている可能性の高い菓子です。


・オリーブオイルの70%はオレイン酸(中略)

オレイン酸は、バター、ラード、牛脂などの動物性脂肪酸にもかなり多く含まれている脂肪酸です。


・エクストラバージンオリーブオイルは30%は偽証(中略)

それは、日本がIOC(国際オリーブ協会)に加盟していないためです。


・ワインにもソムリエという資格があるようにオリーブオイルにも「鑑定士(テイスター)」という資格があります。


・オリーブオイルを選ぶポイント

1 遮光瓶や缶に入っているもの
  オリーブオイルは紫外線に影響を受けやすいため。

2 オーガニック認証を受けているもの
  化学肥料や農薬を使用せずに栽培したオリーブを使っている証明。

3 酸度が0.8%以下のもの
  酸度が0.8%より高いものはエクストラバージンではない。

4 瓶詰された日付けが記載されているもの
  酸化が進むので、瓶詰された日付けの新しいものを選ぶ。

5 1ml=3円以上するもの
  価格を目安にすれば、ほぼ間違いありません。

6 1~2カ月で使い切れるサイズのもの
  開栓後、酸化が一気に進めため。

7 低温圧搾(コールドプレス)製法でつくられたもの
  30℃以上の熱を加えていない証明。

8 自社生産、自社瓶詰されているもの
  オリーブの産地と瓶詰された場所が同じであること。
  IGP(地理的表示保護)、DOP(原産地名称保護)がある。


・オメガ3系

インカインチオイル
えごま油
亜麻仁油


・浅草橋・金田油店オリジナル
純えごま油

○ 原料であるえごま油が中国産ではあるが、添加物を含まず精製している

※参考:金田油店のウェブサイトで「純えごま油」の詳細を見る


・オメガ3系なのに加熱料理におすすめ
アルコイリスカンパニー
インカグリーンナッツ・インカインチオイル

○ トランス脂肪酸の生成されない低温圧搾製法を使用している

※参考:アマゾンでアルコイリスカンパニーの「インカグリーンナッツ・インカインチオイル」の詳細を見る


・オメガ9脂肪酸

PBブランドでありながら有機JAS認証
トップバリューグリーンアイ
オーガニックエクストラバージンオリーブオイル

○ 遮光瓶に入ったお手頃価格の有機オーバニックオイル

※参考:トップバリューのウェブサイトで「オーガニックエクストラバージンオリーブオイル」の詳細を見る


・オメガ9脂肪酸

最高品質なのにお手頃価格

オラベ
オーガニックエクストラバージンオリーブオイル

○ 汚染の少ない南半球で生産された有機オーガニックオイル

※参考:アマゾンでオラベ「オーガニックエクストラバージンオリーブオイル」の詳細を見る


・ココナッツオイルの何がすごい?(中略)

より品質のよいものは「エクストラバージンココナッツオイル」とよばれています。


・販売する容器にまでこだわったオイル

レインフォレストハーブ
オーガニックバージンココナッツオイル

○さまざまな認証を受けている商品

※参考:※amazonでレインフォレストハーブの「オーガニックバージンココナッツオイル」の詳細を見る


●書籍『危ない油と健康になるオイル』より
藤田 紘一郎 著
英和出版社 (2015年7月初版)
※amazonで詳細を見る


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