北濱 みどり 氏 書籍『体の不調は腎臓でよくする!』(かんき出版 刊)より
このウェブサイトにおけるページは、書籍『体の不調は腎臓でよくする!』(北濱 みどり 著、かんき出版 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・「腎機能を高める健康法④ 腎臓のツボを温める足首サラシ」(→81ページ)は最も効果が期待できるのでなるべく早く実践する
・腎臓 (中略)代表的な役割は、体中から運ばれてきた血液をろ過して老廃物を取り除き、きれいになった血液をまた血管に戻し、取り除いた老廃物を尿として体外に出すことなのです。
・腎臓 (中略)重要な役割 (中略)「体内にたくわえておく水分量を調整すること」と「ホルモン分泌を促進すること」です。
・腎虚由来の体の不調(中略)
耳の病気が治りにくくなる・・・・・・中耳炎など
・西洋医学と漢方の違いは何ですか? (中略)
緊急時は、西洋医学のすばらしい医学がなければ人の命は救えません。しかし、慢性病になったときは、漢方が大変役に立ちます
・西洋医学と漢方の違いは何ですか? (中略)
緊急時は西洋医学を選ぶべきですが、慢性疾患の場合は漢方の力を借りることをおすすめします。
・漢方でいわれる「冷え」とは、単に体が冷たい状態、というだけではありません。「冷え」は、体の中の水が流れていない「水帯」(または「水毒」)の状態である、ととらえるのです。
・体を温め、たくさん汗を出して体の水の流れをよくする方法として、「セルライト入浴法」という入浴法がります。(中略)
3分間の繰り返しが大事
セルライト入浴法の手順は次のとおりです。
〔セルライト入浴法〕(合計約20分)
①お湯につかる(約3分)
↓
②体を洗う(約3分)
↓
③お湯につかる(約3分)
↓
④頭と顔を洗う(約3分)
↓
⑤最後にゆっくりとお湯につかる(約5分~10分)
・内臓は冷えても、自分で動くことができません、胃に冷たい物ばかり入ってくると、内臓たちは冷えて十分な動きができなくなるのです。ですから、私たちは自分の体の中を冷やさないような食べ物を選ぶ必要があります。
・足首には腎臓のツボが集まっている!
そこで、手っとり早く下半身の冷えを防ぐ方法として、「サラシ」を巻くことをおすすめします。巻く場所は「足首」です。 (中略)アキレス腱を包む
・漢方は、腎臓を養う食べ物は「黒」だと教えられています。つまり、黒い食材を食べればいいということです。(中略)「黒い食材」といわれてすぐ思い浮かべるのは、ヒジキや昆布、黒砂糖、干しシイタケ、黒ゴマ、イカスミあたりでしょうか。(中略)黒米、黒豆、キクラゲ、ワカメや海苔、牡蠣やシジミ。そのほかにはココア、こんにゃく、ごぼう、黒蜜、黒酢、レーズンにあうプルーンも黒い食べ物です。
・腎機能を高める健康法⑫
第二の心臓、ふくろはぎをマッサージする
◎ふくろはぎは血液循環に最も重要な器官
・腎臓は、いつも緊張している腰回りの筋肉に囲まれています、腎臓回りの筋肉がこり固まれば、腎臓へ流れる血流も少なくなって、腎機能の低下につながります。そこで、腎機能アップのために「腰回りの体操」が効果的なのです。
・骨盤体操①
①仰向きに横たわる
腰から動かして踵を突き出す。(※補足:下側に引っ張られるようなイメージ)
片方ずつ各3秒行う
②股関節をほぐす
膝を伸ばし足首を内外に30回動かす
・腰の巻くサラシは腹部のたるみをなくす! (中略)
腰サラシの巻き方
市販のサラシの幅を3等分する
→2/3幅(約20cm)のサラシを5m使う
・腰にサラシを巻き始めたら、下腹部が自然に引き締まって元に戻ることはなくなってきました。
・腎臓と耳はつながっている
耳が遠い人は体が冷えている
●書籍『体の不調は腎臓でよくする!』より
北濱 みどり 著
かんき出版 (2013年4月初版)
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