赤城夫婦 氏 書籍『家族>仕事で生きる。』(SBクリエイティブ 刊)より
このウェブサイトにおけるページは、書籍『家族>仕事で生きる。』(赤城夫婦 著、SBクリエイティブ 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・本当は大切にしたいことや大切にしたい家族の時間があるのに、ずっと仕事を最優先していて、「いつか余裕ができたら・・・・・・」なんて言っているうちに、人生は終わってしまう。そんな人生って、本当に幸せって言えるんでしょうか?
・YOSHIさん とにかくパートナーの力ってすごいっていうこと。誰と時間を過ごすかで、人生は、まったく違うものになっていくからです。
・KANAさん 自分のことを大事にできる人は、私のこともも大事にしてくれる
・KANAさん 競争の果てに成功者が健康や家族、人間関係などさまざまなものを犠牲にして自ら不幸に陥ってしまうのはなぜか
・KANAさん 「他人からの評価が一切なかったら、やりたいことは何?」
この問いは、自分の理想とする生き方がつかめない人にすごくおすすめです。それと、もう一つ。
「80歳になった時、私の人生は幸せだった。なぜなら○○だったから」
この○○にあてはまるものは何かを自分に質問してみるんです。
・YOSHIさん 自分が夢中になれることをする。家族や友人とも楽しく過ごす。仕事もうまくいって豊かになる。どうすれば、そんな願いが叶うのか?
・YOSHIさん 本当は今、目の前に大切にしたいこと、自分にとって大事な時間があるのに、「将来の幸せのために」って、今をずっと犠牲にして働いている。結婚しているのに夫婦のどちらかが常に何か我慢しているのって、おかしいんじゃないか
・YOSHIさん 仕事で人生の大事なものを犠牲にしたくない。家族を大切にして、自由に幸せになりたい。そんな自分たちの理想を語っていたら、理想のほうが現実になっていった。
・KANAさん 誰かの評価のために生きるのではなく、自分の努力であとから取り戻せると思うのでもなく、今、この瞬間を大切にして生きる。誰かの期待に応えるためではなく、ちゃんと自分の人生を生きる。自分の気持ちと行動を一致させて生きる。
・YOSHIさん 子どもの成長に立ち会ったり、一緒になって遊んだりしたいなって。そんな時間は、そう長くないからです。いくら親が一緒にいたいと思っても、いずれ子どものほうが独り立ちしていく。だから、一緒にいられる時間は大切にしようと思いました。
・YOSHIさん 自分に関心を持ってもらいたいなら、まず相手の関心事に興味を持つことって大事なんです。(中略)「自分のパートナーがあんなに興味を持っているっていうことは、私が知らないだけで、何か面白いことがあるんじゃないかって思ったから」と。僕はカナさんの考え方がすごくいいなと思ってお互いにそういうのを繰り返していると、だんだん感化されてくるんです。
・YOSHIさん 自分では気づいていない才能を思わぬ角度から見つけてくれるのは、一緒にいて自分に関心を持ってくれているパートナーだからできること。
・YOSHIさん カナさんは、僕にこう言いました。「料理苦手なのは知っているよ。でも、もしやるとしたら、料理のどの部分をやってみたい?」
僕は、「3分間クッキングみたいに全部材料がそろっていて、調理するだけなら」って。そうしたらカナさんは、早速ネットで食材のお届けサービスを見つけて、それを使ってみよう、って提案したんです。(中略)
女性は男性のパートナーを絶対家事の味方につけたほうがいいって。最初から完璧を求めないのが大事。40点でもいいんです。だんだん慣れていくから。(中略)
いざ任せたら、そばにいないのがコツなんです。見ていると気になって口と手を出したくなってしまうから。
・KANAさん 自分にとって大切な相手が何かに興味を持ったら、自分も一緒に付き合ってみることで、思わぬ発見があったりします。
・YOSHIさん 稼いだ金額ではなく時給で計算する
仕事よりも家族を優先させる生き方をすると、それって男らしくないんじゃないの? という目で見られることがあるんです。(中略)
僕はどうやってそういう視線を気にせずやっているのか。(中略)「時給で考える」という価値基準を持つこと。それだけ。
・YOSHIさん 終わりが教えてくれること(中略)
父の場合も、お医者さんからは「余命3カ月」という厳しい話がありました。(中略)「交通事故なら一瞬で命が終わっていたかもしれない。だけど、がんだとわかったことで、自分の命の終わりを教えてもらうことができた。おかげでやり残しがないように準備ができる」と。(中略)
終わりが明確になったからこそ、父は後悔しないための行動ができたわけです。
・KANAさん 本当の目的を間違えない(中略)
ここへ来た本当の目的は、公園に行くことではなかったからです。本当の目的は、息子が楽しんで遊べること。そのために選択肢の一つとし、公園に行こうとしていた。ということは、行き先が公園でなくてもいいわけです。
・YOSHIさん もし、あなたがうまくいっていないのなら、「~すべき」と思って目標を立てていませんか? そんな時は、「~したい」という目標に変えてみてください。
・FAMILY 大事なことは、本当に優先したいものを決めて、自分の気持ちと行動を一致させること。
・寄り道も道だよね
・「仕事よりも家族を優先させる生き方」ができることを知ってほしくて、私たち夫婦はこの本を書きました。
・仕事よりも家族で生きる。
●書籍『家族>仕事で生きる。』より
赤城夫婦 著
SBクリエイティブ (2017年8月初版)
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