寺平 義和 氏 書籍『ビジネスマンのための B3ダイエットで あなたも必ずやせられる!』(同文舘出版 刊)より
このウェブサイトにおけるページは、書籍『ビジネスマンのための B3ダイエットで あなたも必ずやせられる!』(寺平 義和 著、同文舘出版 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・クライアントの方の失敗を分析したところ、ダイエットに失敗してしまう3つの理由が見えてきました。
その3つの理由とは【あせる】【比べる】【あきらめる】というものです。(中略)
[あせる]
ダイエットでは、つい大きな目標(短期間で大幅な減量)を設定しがちですが、結果を急ぐと失敗してしまいます。(中略)
[比べる]
人と比べてしまうと、ダイエットは失敗してしまいます。モデルさんのようにスタイルのいい人を目標のするのはいいのですが、そういう人と比べてばかりいると、少しずつやる気が落ちてしまいます。(中略)
[あきらめる](中略)
例えば、ダイエット中に一度ドカ食いして体重が増えてしまうと、嫌気がさして、「私には無理だ。もういいや」(中略)と、自己嫌悪に陥ってやめてしまうのです。(中略)人は完ぺきではありません。ときに食べすぎて体重が増えてしまうこともあります。大切なのは、「そういうこともあるものだ」と、はじめから想定しておくことです。
・「食べないダイエット」と「単品ダイエット」がダメな理由
カロリーが消費されない(中略)「脂肪を減らしたい」と思ってダイエットを頑張っているにもかかわらず、脂肪ではなく筋肉がどんどん減ってしまうのです。
・「食べないダイエット」と「単品ダイエット」がダメな理由(中略)
■「食べないダイエット」「単品ダイエット」開始
→カロリー不足・栄養不足
→筋肉からエネルギーを取ってきてしまう
→体重は減るが筋肉も減る
→基礎代謝が落ちて太りやすい体になる
→食事を元に戻す
→リバウンド
→ダイエット前と同じ体重でも筋肉が減り、脂肪が増えた体に
→しないほうがましだったダイエットの完成
・このEMSは、もともと病気や手術で筋肉が著しく落ちてしまった人や、腹筋運動が1回もできない人などのために、筋肉をつけるためのリハビリ用の補助機器として開発されたものです。(中略)やせる効果はほとんどないと言えます。
・「楽して簡単にダイエットはない」、と受け止めることから、ダイエットの成功は始まります。
・「ココナッツオイル」はダイエットにも美容にも効く!?(中略)
答えを先に言うと、効果はあります。むしろ高い効果が期待できます。ただし、ある条件がそろったときのみです。(中略)3大栄養素の糖質(炭水化物)、タンパク質、脂質のうち、糖質の量を1日に50g以下に抑えた食生活をしているときのみです。
50g以下というのは、ざっくりと言うと糖質が豊富なお菓子やご飯、パン、麺などの主食を食べずに、肉や魚といったタンパク質や野菜などのおかずを中心にする食生活をしている場合です。
・リバウンドしてきた人ほど頑張り屋さんです。だっていちどはやせることができたんですから!! 正しい知識と取り組み方がわかれば大丈夫!!
・体重を落とすことに固執しすぎることで、筋肉まで落としてしまうと、決まってリバウンドします。
・効率よくダイエットするなら3つの大きい筋肉(BIG3)を鍛えよう(中略)
3つの大きい筋肉とは?(中略)なかでも3つの大きい筋肉を狙ってトレーニングすると、ダイエットはより進みます。その3つの筋肉とは、
①脚の筋肉(太ももの前:大腿四頭筋(だいたいしとうきん) 太ももの後ろ:ハムストリング筋群、臀筋群(でんきんぐん))
②背中の筋肉(広背筋、脊柱起立筋)
③胸の筋肉(大胸筋)です。
これらを総称してBIG3と言います。
・体のエネルギー消費の6割を占める基礎代謝を上げることが、ダイエットのポイントになります。では、基礎代謝を上げるにはどうしたらいいでしょうか? それは筋肉トレーニングをすることです。なぜならば、基礎代謝のうち約2割は筋肉で発生しているからです。
・ウォーキングをやりすぎると活性酸素が多く発生し、体内をサビさせます。わかりやすく言うと肌が荒れやすくなったり、シミやそばかすができやすくなったりするのです。(中略)
筋トレの前か後にウォーキングを行なうことです。
・筋肉や修復されて強くなる(中略)
筋トレをして損傷した筋肉は、修復される際にいぜんの筋肉よりつよくなろうとする性質があります。(中略)筋肉は、「筋トレ」「栄養」「休養」の3つの要素がそろってはじめて強くなっていくのです。
・自宅で誰でもできるBIG3の筋肉トレーニング法(中略)
筋トレメニューは「脚の筋肉4種類」「背中の筋肉2種類」「胸の筋肉2種類」です。
・お勧め筋トレグッズ
●プッシュアップバー(胸トレ)
●ダンベル(脚トレ)
●ゴムチューブ(背中トレ)
・腹筋トレーニングでお腹の脂肪はとれない
・腹筋トレーニングをたくさんやったからと言って、優先的にお腹の脂肪が燃えるわけではないのです。
・1週間のお勧めのスケジュールの組み方(中略)
毎日同じ筋トレをしてしまうと、筋肉は育ちにくくなるだけでなく、オーバーワークでケガをしてしまうリスクを高めてしまいます。効果的に筋トレをおこなうためには、1つの部位の筋トレをしたら、2~3日あけてください。同じ筋肉を週に2回、筋トレすると大変効果的です。
・筋肉がつきやすく、脂肪が燃えやすい食品を選んでしっかり食べる(中略)低脂質・高タンパク質・良脂質の食事を摂ること
・太るメカニズムとしては、大きく分けて2つあります。
①消費カロリーよりも摂取カロリーが多い
②糖質を摂りすぎている
①糖質
【主な食材】米、パン、麺類、イモ類、砂糖、果物
・太る黄金コンビの代表例が、カツ丼、ラーメン、ピザ、ハンバーガー、スイーツ、スナック菓子、菓子パンなどです。(中略)太りやすいものは脂肪と糖でできている
・「タンパク質」を減らす
肉、魚、卵、豆腐などを控えることです。これはダイエットでは絶対にやってはいけません。タンパク質が不足すると体の材料が不足することになり、いろいろな問題が起こります。タンパク質の不足分は筋肉を分解して補おうとします。つまり脂肪だけではなく筋肉も減っていくことになり、リバウンドしやすい体になってしまいます。
・基本的に、土の中にできる野菜には糖質が多く、土の上にできる野菜は糖質が少ないのです。
・動物性タンパク質(肉・魚介類・卵など)と植物性タンパク質(大豆・豆腐・納豆など)なら、動物性タンパク質をメインに摂ってください。割合は7:3がお勧めです。
人間も動物なので、動物性タンパク質のほうがより筋肉になりやすく、代謝も上がりやすいというメリットがあります。
・クルミにはダイエット効果が高く、健康にもいいオメガ3という良質な脂質がたくさん含まれています。アーモンドは抗酸化作用もあって、ビタミンEも豊富なのでアンチエイジングにも効果を発揮してくれます。ナッツ類は満腹感もあるのでお勧めです。
・自分との約束だけは、破ったら絶対ダメだよ。なぜなら自尊心が3分の1になっちゃうからね。(中略)自分との約束を破ると、どんなに隠そうとしても自分が約束を守れなかった心を隠せなくなる。(中略)しだいに自分が嫌いになっていっちゃうんだよ。
・リバウンドしない4つのステップ(中略)
①ネガティブな言葉をあえて言う
②3秒間、間をあける
③自分を強引にポジティブに肯定して褒める
これだけです。
[例]
①ネガティブな言葉をあえて言う
「あぁ、今日は筋トレしたくないなぁ。やめようかな・・・・・・」
②3秒間、間をあける
③自分を強引にポジティブに肯定して褒める
「と言いつつも、きっちり筋トレやっちゃうだよな~! そんな男だもん、てらだいらは! さすがだよね~!」
と大声で言ってください。
・リバウンドしない4つのステップ(中略)
シールでリバウンドを救う作戦
毎朝、昨日の食事を振り返り、いい食事ができたときは青色のシールを、少し食べすぎたときは黄色のシールを、明らかに食べすぎたときは赤色のシールをカレンダーに貼ります。
・なぜ、太ももやお尻に肉がつきやすい?(中略)
余計な女性ホルモンを体外に出す働きのあるブロッコリーを1日1房程度、食べるのもお勧めです。
●書籍『ビジネスマンのための B3ダイエットで あなたも必ずやせられる! 』より
寺平 義和 著
同文舘出版 (2017年9月初版)
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