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佐々木 中 氏 書籍『切りとれ、あの祈る手を~〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話』(河出書房新社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『切りとれ、あの祈る手を~〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話』(佐々木 中 著、河出書房新社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・「誰の手下にもならなかったし、誰も手下にしなかった」ということです。誰の命令も聞かない。無論、全く誰の話も聞かないということではありませんよ。ただ、話を聞くのも才能、聞かないのも才能ということです。


・いま現在の自分が理解できないものには価値がないという風潮が定着してしまった


・印刷術、それは神が与えたもうた最大の恩寵である


・作家の後藤明生さんが「何故小説を書くのか」と自問して「小説を読んでしまったから」と


・読むということは読み変えることであり、つまり書き直すこと、書くことでしたね。


・ずっと昔から本を読むいうことはお坊さんのやることだったんです。あるいは勉学して身を立てようとする貴族階級よりも下層の人々のね。貴族はやらない。


●書籍『切りとれ、あの祈る手を~〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話』より
佐々木 中 著
河出書房新社 (2010年10月初版)
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