書籍『採用担当者の心に響くポートフォリオアイデア帳』(中路 真紀 著、尾形 美幸 著、加藤 諒 編集、ボーンデジタル 刊)より
このウェブサイトにおけるページは、書籍『採用担当者の心に響くポートフォリオアイデア帳』(中路 真紀 著、尾形 美幸 著、加藤 諒 編集、ボーンデジタル 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・ポートフォリオってなに?
ポートフォリオとは、一言で表現すると自分の作品集です。見てくれる人に、作品を通じて自分自身を伝えるためのものです。
・ポートフォリオ制作は思いのほか時間がかかる
・自分のデザインの強みはなにかを分析し、その強みが伝わるように作品を編集する力が必要
・この仕事を目指す人の多くは、キャラクターが好きで、描きたいと思っています。でも、自分の描くキャラクターが、どんな名前で、どんな気持ちで、どんな場所で暮らしてくるのか、しっかり考えて、思いを込めて描ける人は少数です。
・こだわりの詰まった、上製本のような装丁
・どんな職種であっても考える力と伝える力が不可欠
・見てほしい要素だけを作品から抽出する(中略)採用担当者が見たいものを見せる
・あなたのポートフォリオを作る(中略)
採用担当者が知りたいことは、以下の3つに要約できます。
“あなたは、どんな人ですか?”
“あなたは、なにができますか?”
“あなたは、当社でなにをやりたいですか?”
・ポートフォリオ制作の6ステップ(中略)
①作品選び・コンセプトの決定
●これまでの作品や習作をリスト化する
●コンセプトに沿った作品を選ぶ
②デザイン・レイアウト
●デザインのフォーマットを決める
●自信作ほど前の方に掲載する
③見出し・キャプション
●見出しで要点を伝え、キャプションで補足する
●チーム作品は、担当範囲を明確にする
④自己紹介
●作るかどうかも含め、あなたの自由
●履歴書などの内容と矛盾させない
⑤表紙・目次
●魅力的な表紙ほど、なかを見たくなる
●目次があれば、全体像を見わたせる
⑥印刷・ファイリング・製本
●手軽さがメリットのファイリング
●見映えが良く、差別化しやすい製本
・これまでの作品を見返すと、自分の得意なことがわかります。一方で、あなたが志望する仕事には、どんな力が必要とされるでしょう?
・これまでの作品や習作リスト化の例
カテゴリ イラスト
タイトル 銀河
制作時期 2015年5月
制作時間 5時間
使用ツール Photoshop
備考 インターシップ先での制作
・明朝体を使うと、洗練・繊細・上品・和風といった印象を与えられます。ゴシック体を使うと、元気・力強い・ポップといった印象を与えられます。同じフォントでも線の太さが変われば印象も変わります。
・あなたのポートフォリオを作る(中略)
POINT1 フォントが変われば印象も変わる(中略)
POINT2 見てほしい情報ほど左上に配置する(中略)
POINT3 ガイド機能を使ってレイアウトする(中略)
作品数が多い場合は、ジャンル別、作品別などのカテゴリで分類し、左下・右上など、各ページの同じ位置に表示すると、まとまりが生まれ見やすくなります。
POINT4 自信作は大きく見せても良い
・見出しで要点を伝え、キャンプションで補足する(中略)
作品の概要や制作時のこだわりなどを記することで、あなたのこと、できること、やりたいことを伝えられます。
・表紙・目次(中略)
なにができるのか、なにをやりたいのか、といったコンセプトが表紙を見ただけで伝えるポートフォリオは人を引き付けます。
・製本キットも市販されています。
・自己分析とは、自分のことを深く知り、ほかの人に言葉で説明できるようになることです。
・面接官が判断のするのは“この人と一緒に働きたいかどうか”
・“どんなに小さな仕事も手を抜くな。良い仕事の積み重ねが、そのうち誰かの眼にとまる”デザイナーの倉俣史郎さんの言葉だそうです。
●書籍『採用担当者の心に響くポートフォリオアイデア帳』より
中路 真紀 著
尾形 美幸 著
加藤 諒 編集
ボーンデジタル 刊(2016年2月初版)
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