門 昌央 （かど・あきお）氏　書籍『人に甘く見られない38のルール』（PHP研究所 刊）より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『人に甘く見られない38のルール』（門 昌央 著、PHP研究所 刊）を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。

・私自身、甘く見られがちな人間でした。それを屈辱に感じ、心を痛めてきたのが現実です。しかし、だからこそ、自分を甘く見る人々に対抗する手段を身につけたと言えます。

・「他人をなぜ甘く見るのか」、その根本的な仕組みを探っていきましょう。これを心得ておけば、甘く見られない方策も納得できるはずです。

・人は、他人よりも少しでも上に立ちたいという意識をもっている（中略）

下らないレベルのことでも、他人の欠点、弱点、苦手を見つけ、見下し、甘く見ることにつながります。

・互いが互いを見下し、甘く見ている関係は、互いの傷を舐め合っているようなものです。美しくないことだけは確かでしょう。

・人の心の中に、自分よりも貧しい人を見下し、甘く見る傾向があることは確かです。（中略）

経済的豊かさから人を甘く見るような、心がプアな人もいる

・人は、自分の属するグループを「いいもの」と見がちです。

・年齢で人を判断するようでは、ものの見方が狭くなって当然

・見下し、甘く見る存在が周りにいると、その人の心の慰めになるのかもしれません。

・狭い世界に生きている人は他人を甘く見がち

・一般の文章・内容の報告書や企画書を書くことと、プロの物書きとして商業ベースの出版物を書くことは、まるで違います。それに、書けるだけの能があることと、実際に出版社で出版できることとは、イコールではありません。

・では見た目をよくするためには、どのようなことを心がければいいのでしょうか。まず何より、清潔でいること、そう見られるよう見かけを整えること。特に、髪型を整えることが効果的です。

・自分の非ではないことまで認めるような癖がついてしまえば、甘く見られる大きな要因となります。

・思慮深い人は軽率に物事を決めないで、仕事に関して判断するのが遅くなることがあります。

・他人を見下し甘く見るくせに、自分が見下され、甘く見られると憤慨する人がいます。こういう人は多いのですが、非常に愚かです。他人を見下し、甘く見るから、自分が他人から見下され、甘く見られることがあるのです。

・あなたが人から甘く見られている場合、対応策は大きく二つに分けられます。一つは、あなたに対する見方、態度を変えさせる方法で、もう一つは、あなた自身を変える方法です。

・外見を変え、甘く見られない自分を演じる（中略）髪型、顔つきの重要性

・ぐず、のろま、不器用で甘く見られたら（中略）

重厚さ・落ち着きなどを前面に出す

・ぐず、のろま、不器用で甘く見られたら（中略）

積極的に自分の苦手なことや不得手なこと、不器用さ、どんくささを開示すると、他人はその人に好意を持つものです。なぜなら、そういう人は、他人から見て、愛嬌があるからです。

・部下に甘く見られない方法（中略）

あなたが上司の立場で、部下に甘く見られているという自覚があるなら、「やさしいだけではない」と思われることが大事です。

・自分が欠点だらけなのに、他人の欠点をあげつらい、見下し、甘く見る言動をする人がいます。（中略）

相手の間抜けなところ、苦手なとことを知っていても、心ある人というものは、それをネタにして、相手を見下し、甘く見ることはしません。

・他人を甘く見る人ほど、実は甘い人間

・結局、他人から見下され、甘く見られる云々は、自分自身の問題なのです。自分自身に自信を持つことができれば、たとえ他人から見下され、甘く見られような言動をされても、さほど気にならなくなります。（中略）

「それがどうした!」と、自分の欠点を平気でさらけ出せるようにもなります。

●書籍『人に甘く見られない38のルール』より
門 昌央 (著)
出版社: PHP研究所 (2009年12月初版)
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