一圓 克彦 氏 書籍『0円で8割をリピーターにする集客術』(あさ出版 刊)より
このウェブサイトにおけるページは、書籍『0円で8割をリピーターにする集客術』(一圓 克彦 著、あさ出版 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・リピーターの種類は4つ(中略)
1、地理型リピーター
地理的な理由、利便性からリピーターになっているタイプ(中略)
2.属人型リピーター
身内が勤めているから、友だちがアルバイトしているからという理由でリピーターになっているタイプ(中略)
3.商品型リピーター
お客様がリピートする理由が、商品にあるタイプ(中略)
4.記憶型リピーター
「ラーメンが食べたい」と思ったとき「ラーメンと言えばあそこのお店」と思い出して、遠くからも来てくれるリピーター(中略)
記憶型リピーターを獲得すると、近い、知り合いが働いてるお店を差し置いて、お客様が遠くからわざわざお店に来て下さるようになる
・先ほどの例ではもう1つ、絶対にやってはいけないミスをしています。それは、「おいしい」「安い」が強みだと思っていることです。(中略)
「おいしい」の基準は人それぞれです。
・お客様の「なんとなく思い浮かんだ店」になれれば、自然と来店してもらえるようになり、リピーターになってくれる
・お客様が「あの店に行きたいな」と思う回路も、SEOと同じようにします。ポイントは3つです。(中略)
1.お店の売りを明確にする
2.口コミを誘発させる仕組みをたくさん作る
3.夢や創業時の苦労話、メニューにまつわる情報など、1の強みに即した周辺情報を発信し続ける
・ポイント3 いい口コミを広める(中略)
キーワードを作る際に重要なポイントは3つです。
1.「おいしい」など形容詞を使わない
2.数字を入れる。数字は、客観性のある表現。「10日間煮込んだ〇〇」「100年続いた× ×」など
3.固有名詞を使う
・飲食店であれば「野菜を5時間煮込んだ」「100種類のスパイスで作った」「漁師が船の上で食べるごはん」などです。
アパレルなどのブランドであれば、「150年の歴史を持つ」「英国王室に200年愛され続けた」などかもしれません。そのようなキーワードを用意して、お客様の目に触れるよう、お店の至るところに貼るのです。
・お店にリピーターがつく要因として重要なのが「誰かを連れていきたい」と思ってもらえることなのです。
・日本人が弱いものの1つが「苦労話」。
たとえば、経営コンサルタントなどでも「ハーバード大学でMBAを取得しました」という人がいますが、単にそう名乗るだけでは、プライドの高いエリートと思われて反感を買うことも。
しかし、次のストーリーがあればどうでしょう。
「宅配便の事業所で5年間アルバイトして学費をため、やっとの思いでハーバード大に入学したものの、授業についていけなくて1日20時間ぐらい勉強しました。それでもほかの学生より1年長くかかって卒業し、ようやくMBAを取得できたのです」
・ 2度目に行ったとき名前で呼ばれたり、「朝刊は× ×新聞でよろしいですか?」と覚えていてくれたなど、さりげないことがうれしいものです。
●書籍『0円で8割をリピーターにする集客術』より
一圓 克彦 (著)
出版社: あさ出版 (2010年6月初版)
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