アンディ・アンドルーズ 氏 書籍『希望をはこぶ人』(弓場 隆 翻訳、ダイヤモンド社 刊)より
このウェブサイトにおけるページは、書籍『希望をはこぶ人』(アンディ・アンドルーズ 著、弓場 隆 翻訳、ダイヤモンド社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・神様はみずからの意思にもとづいて人々をふさわしい場所に住まわせる
・『経験は最良の子師』という格言があるが、そうじゃない。他人の経験こそが最良の子師なんだ。偉人たちの人生について読むことで、彼らが偉人になった秘密をひも解くことができるよ
・失ったものに意識を向けると、ますます多くを失うことになる。逆に、感謝に満ちた物の見方は、人生に幸せと豊かさをもたらすんだ
・ほとんどの人は、親友とはあるがままの自分を受け入れてくれる人のことだと思っているね。しかし、そういう考え方は危ない(中略)
真の友人は、相手を高め、相手のいちばんいいところを引き出してくれる存在だよ
・人はえてして、自分の基準で他人を判断しがちだ。だから、他人が自分と同じように感じると思ってしまうのだが、人はみんな違うんだよ。
・そんなに深く思い悩んでしまうのは、君がそれだけ賢明だという証拠さ(中略)
つまり、こういうことだよ。頭のいい人ほど想像力が豊かで、創造性に優れているんだよ。
・不安とか恐怖というのは、想像力を間違った方向に使ってしまっている証拠だよ。頭がよくて創造性があると、起こりうることをすべて想像してしまう。こうなればああなるんじゃないか、ああなればこうなるんじゃないかってね。その結果、不安と恐怖にとらわれて身動きが取れなくなってしまうんだよ。
・理屈でおかしいとわかっているなら、それを打ち消すいちばん簡単な方法も、やっぱり理埋めていくことだ(中略)
君のすべきことは、悪い理屈をよい理屈で打ち消すことと、悪いことが起こりそうだと無意識のうちに推測しないようにすることだ。その代わり、それが起こりうる確率を客観的に計算してみるんだ。そうすればその確率がかなり低いことがわかって、心配の種を減らすことができるよ
「四〇パーセントは絶対に起こらない」さらにその下に「三〇パーセント」と書き、「次に、心配事のうちの三〇パーセントは、もう起こってしまったことだ。だから、それについてあれこれ悩んでも事態はもう変えられない。(中略)
ほかにもあるな。他人にどう見られているか心配だっていうのが全体の一〇パーセント。でも、まわりの人がどう思っていようが、自分ではどうすることもできないだろう
・起きぬけの十分間で、自分がありがたいなと思っていることを書きとめてごらん。人の名前でもいいし、物でも気持ちでも、何だってかまわない。暖かいベッドの中で眠れることや、帰る家があることを忘れちゃいけないよ。
・『別の物の見方がある』言って解決策を教えてくれた
・ベンジャミン・フランクリンはどうでしょう? 七十八歳で遠近両用メガネを発明しました。ウィルストン・チャーチルがノーベル文学賞の受賞作を書いたのも七十八歳のときです。(中略)
南アフリカのネルソン・マンデラが刑務所から釈放されて大統領に就任したのは七十五歳のときです。
・呼吸をしているということは、まだ生きてるということ。まだ生きてるということは、まだ地球上にいるということ。まだ地球上にいるということは、生まれてきた目的をまだ果たし終えていないということです。
生まれてきた目的をまだ果たし終えていないということは、人生の目的はまだ残ってるということ。人生の目的はまだ残ってるということは、人生で最も重要な時期がこれから訪れるということ。
・ ノーマン・ボーローグは九十一歳の時、に二十億人の命を救ったことを知らされたのです(中略)
小麦とトウモロコシを品種改良することによって、水不足で作物が育たない地域でも成長して収穫量が飛躍的に増加する奇跡の穀物を開発したのです。
・人生で大きなことを成し遂げようとするとき、足りないのはアイディアだけさ。お金や時間は物の見方次第でなんとかなる
・小さなことにこだわれ(中略)
人生全体を形づくっているのは、小さなことだから
・何年か前のことだがね、一匹のリスがニューヨークの地下鉄の電車に電線によじ登ったために電圧異常が起き、金具がゆるんで電線が垂れ下がり、電車がそれをひっかけて走行して電線を切ってしまうというハプニングがあった。その結果、四万七千人もの乗客がその晩マンハッタンで何時間も足止めを食う羽目になったんだ。この大事故は元をただせば、たった一匹のリスのしわざだったんだよ(中略)
つまり、大きなことは小さなことから起こるのだから、小さなことをゆるがせにしてはいけないということだよ。
・評判というのは、その人に対してまわりの人たちが心の中で抱くイメージのことだよ。何年もかかってつくられた評判を覆すのは、ほんの数日でできることじゃない
・許しというのは、信頼や尊敬とはまったく別物だよ。許しとは過去のことに対するものだが、信頼と尊敬は未来に関するものだからね。許しは相手次第であり、君に与えられるものだ。それに対して信頼と尊敬は君次第であり、君が勝ち取るものだ。
●書籍『希望をはこぶ人』より
アンディ・アンドルーズ (著)
弓場 隆 (翻訳)
出版社: ダイヤモンド社 (2011年4月初版)
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