堀場 雅夫 氏 書籍『堀場雅夫の社長学』(ワック 刊)より
このウェブサイトにおけるページは、書籍『堀場雅夫の社長学』(堀場 雅夫 著、ワック 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・アメリカでは、失敗の体験がリスクをだんだん減らしていっていると評価され、かえって再起が容易になることすらあるのだ。
・アルバイト、派遣社員、契約社員の活用法(中略)
派遣の場合、正社員に比べて時間あたり倍ぐらいのコストになりがちだが、その反面、人件費を固定費ではなく完全な変動費として落とせるというメリットがある。それに、派遣やアルバイトには必要な時間だけいてもらえるという利点もある。
・クレームというのはどうして発生して、どう処理したかということが問題なのであって、クレームを伝えた者にマイナス評価を与えるということなどが絶対あってはならない。
・文句いって叱るうちは脈があるんやぞ
・トップが財務を管理するポイントは、営業利益がどうなっているかという点だし、これが企業判定のすべてだ。だが一方で、企業が生きていく上には、キャッシュフローもうまくいかなければ、結局は勘定あって銭足らずになってしまう。
・企業がだんだん大きくなるにしたがい過去の情報が蓄積されてきて、リスクの解析というものが進むようになるのだが、これには投資の決定が遅くなるという欠点がある。
・中小企業の社長などは、家屋敷も担保に入れて個人保証している。つまり、いざというときはそれだけの責任を負うということだ。それなのに社長と副社長の給料の差がせいぜい二割などというそんなばかなことはない。報酬にも責任相当の格差があって当然なのだ。
●書籍『堀場雅夫の社長学』より
堀場 雅夫 (著)
出版社: ワック (2005年7月初版)
※amazonで詳細を見る