夢枕 獏 氏 書籍『秘伝「書く」技術』(集英社インターナショナル 刊)より
このウェブサイトにおけるページは、書籍『秘伝「書く」技術』(夢枕 獏 著、集英社インターナショナル 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・「やる気」があるから「やる」のではなく、「やる」から「やる気」が出てくる
・小説に関連する資料を読む上でいちばん重要なのは、「何がわかっていないか」を知ることです。(中略)
文献資料を読む際には、知らないことを調べるだけではなくて、知ってることも念をして確認する(中略)
人は間違うものだし、勘違いする生き物であるということを前提にとして準備することが必要です。
・アイディアがあるから書くのではなくて、書かないといけないからアイディアが出てくる。
・世界で唯一の象形文字を使うわれわれ日本人は、豊穣な物語に囲まれて生活をしていると言って良いと思います。
・良いタイトルの条件とは? (中略)
インパクトがあり、かつコンパクトであることを心がけています。(中略)
一方でインパクトを出すには「何だろう」と思わせる要素も必要。わかる/わからないの配分が絶妙なものが良いタイトルなのだろうと僕は思います。
●書籍『秘伝「書く」技術』より
夢枕 獏 (著)
出版社: 集英社インターナショナル (2015年1月初版)
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