書籍『強い会社は「周辺視野」が広い』ジョージ・S. デイ 著、ポール・J.H. シューメーカー、著、三木 俊哉 翻訳、武田ランダムハウスジャパン 刊)より
このウェブサイトにおけるページは、書籍『強い会社は「周辺視野」が広い』(ジョージ・S. デイ 著、ポール・J.H. シューメーカー、著、三木 俊哉 翻訳、武田ランダムハウスジャパン 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・なぜ「周辺」が重要か
春になって雪どけが始まるのは周辺部からだ。なぜなら、そこが最もむきだしの場所だから。
アンディ・グローブ
[インテル元会長]
・彼らは答えがわからないのではない。問題がわかっていないのです。
G・K・チェスタトン
・いったんイメージが固定されると、ほかの可能性がなかなか見えないものだ。
・自分に見える以上のものを見ることは難しい。
ウィストン・チャーチル
・組織を周辺部に導かなければならないリーダーが従うべき原則はないか? 組織や個々のマネージャーが情報の多さに混乱することなく周辺部を把握するためのポイントを、ここまでのページから六つにまとめてみた。
ポイント1:周辺視野とは予言ではなく、先を読んでそれに備えることである(中略)
ポイント2:問題はデータ不足ではなく、優れた問いかけの不足である(中略)
ポイント3:周辺部がつねに姿を見せるとはかぎらないので、能動的に、だが偏見なく走査する(中略)
ポイント4:周辺部への理解を深めるには、「三角測量」を用いる(中略)
ポイント5:周辺部を垣間見るときは、結論を急がずにに精査するのが賢明である(中略)
ポイント6:リーダーの中心的役割は、周辺視野と中心視野とのバランスをとることである
・チャールズ・ダーウィンが述べたように、「生き残るのは最も強い種でも、最も知性がある種でもなく、変化に対応できる種」なのである。
●書籍『強い会社は「周辺視野」が広い』より
ジョージ・S. デイ (著)
ポール・J.H. シューメーカー (著)
三木 俊哉 (翻訳)
出版社: 武田ランダムハウスジャパン (2007年4月初版)
※amazonで詳細を見る