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書籍『発明で儲けるコツ~身近な思いつき、不満が発明を生む!』(発明学会 編、豊沢 豊雄 監修、広済堂出版刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『発明で儲けるコツ~身近な思いつき、不満が発明を生む!』(発明学会 編、豊沢 豊雄 監修、広済堂出版刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・ふたつのものの組み合わせで相乗効果


・“A+B“と言う発明の定石があります。全く別のAというものと、Bというものを足してCを作り出す方法です。


・私のはいているスリッパの裏底にべったりと油がついているではありませんか。

床にこぼした食用油を、スリッパで踏んでしまって、そのままキッチンの中を歩き回っていたんです。

知らない間にスリッパで床を磨いていたわけですね。

そのときひらめいたのが、この“歩くだけで床掃除ができるスリッパ“です。


・省力化は発明の重要テーマになる(中略)

私がモノグサだから考えついたことなんです。不精、モノグサ、ナマケモノ。どの言葉もあまりよい意味では使われていませんが、発明するにあたっては重要な要素です。楽をしたい、という気持ちが工夫や改良を生むからです。


・グッドアイディアを出すコツ
①アイディアを考える時間を毎日持つこと。(中略)
②アイディアを数多く出すこと。(中略)
③アイディアは必ずメモすること。(中略)
④アイディアは一定期間貯蔵して、熟成させること。


・どんなテーマに取り組むか
それが問題だ
●発明のテーマは身近にある(中略)

たとえば、消しゴム付きのエンピツ。誰もが知っているし、世界各国で売られています。この消しゴム付きエンピツは、アメリカのハイマン・イップマンという画家が考えたもの。デッサンをしているときにいちいち消しゴムを探していたのでは気が散ってしまうからと、エンピツの頭に消しゴムをゆわえて使っていたのがキッカケです。


・発明は連鎖反応する(中略)

たとえば、カンヅメが発明されればカン切りが出てくる。次にはカン切りがいらないカン詰が出る、という具合で、発明には終わりというものがないのです。いい換えれば、人間の欲望には際限がない。


・特許と実用新案の違いは、特許はより新規性の高いもの、実用新案はそれよりやや程度の低いもの。と、一応は規定することができますが、しかし、具体的にこのふたつの違いは? となると明確に境界線を引くのが難しくなります。(中略)

特許と実用新案の実質的な違いは
特許料と期間の違い


・売り込み先はこうして調べる(中略)

狙いはメーカーよりも問屋を(中略)

大きな問屋ならメーカーや小売店に対しても強い影響力を持っています。ですから、大きな問屋をターゲットにして売り込むのが、他の場合よりも確率が高い、ということができます。


・発明学会では毎月一日と十五日には、全国から集まった発明・考案を審査、出願から事業化までは無料でお世話しております。


●書籍『発明で儲けるコツ~身近な思いつき、不満が発明を生む!』より
発明学会 編
豊沢 豊雄 監修
出版社: 広済堂出版 (1986年1月初版)
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