木田 知廣 氏 書籍『心をつかみ人を動かす説明の技術』(日本実業出版社 刊)より
このウェブサイトにおけるページは、書籍『心をつかみ人を動かす説明の技術』(木田 知廣 著、日本実業出版社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・「たとえ話」で頭の中に入ってくる
・「ダラダラ説明症候群」には情報のグルーピング
・「説明の技術」にもあるロジカルシンキング(中略)
主張=相手に伝えたいこと
根拠=その裏付けとなる事実をまとめたもの
・忘れてはならないのは建設的な批判意識(中略)
「説明の技術」の本質には、建設的な意味での批判意識があります。もちろん、単に「アレはダメ、これもイケてない」という悪い意味での批判ではなく、「もっと良くできるのでは?」という、良い意味での批判意識です。
・聞き手を丸裸にする4タイプ分類(中略)
このタイプ分けは、人のモチベーション、つまり、何が一番動機づけの要因になるのかをベースにしたものです。「モチベーションの源泉が外部にあるのか内部にあるのか」「感情にあるか理屈が通っていることにあるか」という2つの軸で、「損得勘定タイプ」「承認欲求タイプ」「嫌悪感情タイプ」「規範意識タイプ」の4つに聞き手を分類しています。
・ モチベーションの源泉が外部にある
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承認欲求 | 損得勘定
感情的 ------------------------------------ 理性的
嫌悪感情 | 規範意識
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モチベーションの源泉が内部にある
・ストーリーテリングのPARLの法則(中略)
(ストーリー)に託して、聞き手のワクワクさせながら自分の伝えたいポイントを聞き手に届けるのです。イメージとしては、(中略)夜ごとにたき火を囲んで繰り広げられる「語り部」の話。
・「PARLの法則」です。ストーリーテリングのための話内容の順番を並べたもので、
Problem (問題
Action (その問題を解決するためのアクション)
Result (結果)
Learning (その経験からの学び)
からなります。
・自分でPARLの法則を使ってストーリーテリングするときにのも、最初のPにいかに汎用性を持たせるかに気を遣えばいいわけです。自分の特殊な状況とか、あるいはギョーカイにしか」通用しない話ではなく、ビジネスパーソンだったら誰でも一度は感じたことがある問題を持ってきたほうが良いわけです。
・PARLの法則を上手に使うための三原則、
整合性
汎用性
新規性
・相手の知っているものとヒモづけて説明する
未知の情報と既知の情報とヒモづける~ペアリング(中略)
「決算書ってさ、いわば会社の通信簿みたいもの。皆さんも学期が終わるたびにもらうでしょう。会社の場合は1年に1回出されるの」
●書籍『心をつかみ人を動かす説明の技術』より
木田 知廣 (著)
出版社: 日本実業出版社 (2013年2月初版)
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