本田 晃一 氏 書籍『なんか勝手に人生がよくなる やめることリスト』(SBクリエイティブ 刊)より
このウェブサイトにおけるページは、書籍『なんか勝手に人生がよくなる やめることリスト』(本田 晃一 著、SBクリエイティブ 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・誰かのためにがんばる優しい人ほど、回り回ってつらい思いをしやすいメカニズムがあるのです。
このメカニズムを反転させる方法は1つ。自分の「本音」を優先させてあげること。
・自分らしさを取り戻すには、新しいことを「はじめる」のではなく、今あることを「やめる」のが一番の近道です。
・誰かのためにがんばるよりも、自分のためにがんばったほうが、幸せになりやすいんです。
・自分がわくわくできるような「本音」が見えなくなっているから。
そういう人は、本音と相反する「本当はやりたくないこと」をやりすぎているのだと思います。
・「誰かのためにがんはる」って根本的には優しい気持ちから来ているものです。でも、その優しさが強ければ強いほど、人にも強く求めることにつながりやすいんですね。「私にも同じ形の優しさをちょうだい」って。
・「反省」と「自責」はまったくの別物ということです。反省とは、失敗したときに、自分の行動を省みて失敗の原因を探り、そこで得た教訓を次に生かすこと。前向きに未来を見ている思考です。
他方、自責とは、ただひたすら自分を責めてしまうこと。省みることもなければ教訓を得ることもなく、今いる場所から一歩も動けずに自分を苦しめてしまう思考です。
・つまり、自分で自分を責めるクセのある人は、自分のことを責めてくる人たちを引き寄せやすい
・ 人を尊重できない人は、自分自身が尊重されずに育ってきた可能性が高い。人をどう尊重すればいいのかわからないのかもしれない。そういう意味では、その人が悪いとは言い切れないのです。
・ 本心をしまい込むのをやめてみる
手紙を書いて、気持ちをアウトプットしよう(中略)
まさに「手紙」として書き始めますが、相手に渡さなくてもかまいません。なぜなら、ここで手紙を書く最大の目的は、自分の気持ちを一度アウトプットすることだからです。
・「友だちは多いほうがいい」をやめてみる
「できない」じゃなく「欲しくない」と自覚してみよう
・「人と比べちゃダメ!」をやめてみる
「自分の才能」は劣等感から見つけ出そう
・「人と比べちゃダメ!」をやめてみる(中略)
「ああ私、今、落ち込んでいるな〜。そっか、この人くらいになりたいんだな」って、自分の心に寄り添ってあげてください。
・「嫉妬しているものが、自分が向かうべき先」と捉えればいいのです。
人と比べて落ち込むのは、自分にもその才能がある証。そして嫉妬心は、「自分の進むべき道を示す心のコンパス」というわけです。
・「人の真似」で自分の才能を磨く(中略)
ぜんぶ真似しようとせずに、1つだけでもよしとする、というのが重要です。(中略)
何を真似するかを絞り込むことこそが、じつは飛躍の鍵なのです。なぜなら、人は「自分に才能があること」から手をつけるものだから。
・ 「誰かに認められたい」をやめてみる
・ 一人で抱え込むのをやめてみる(中略)
「頼る」ではなく「活躍させてあげる」マインドを持とう
・でも本当は、「自分がやりたくないこと」は、ほかの誰かの「やりたいこと」である場合が多いんです。
・「頼る」ではなく「活躍させてあげる」マインドを持とう(中略)
人それぞれ持っている才能は異なっていて、別々の才能が組み合わさってこそ、もっともパフォーマンス高く仕事が成立していくものです。
・「頼る」ではなく「活躍させてあげる」マインドを持とう(中略)
「自分のできないこと、やりたくないことは、ほかの誰かの喜び」
・人は誰しも頼られたいし、活躍したい。自分が好きなことや得意とすることで役に立てたら、めちゃくちゃ嬉しいんです。
・「人は長所で尊敬され、短所で愛される」というのは、ベストセラー作家のひすいこうたろうさんの言葉
・人の小さな苦手や失敗は決して責めない。その人が落ち込まないよう、いわば「やっちゃった、てへ」で許される空気を、ぜひあなたのほうから発してあげてください。
小さな一歩ですが、それが積み重なることで、次第に「苦手や失敗を笑える空気」ができてきます。
・「ちょっと厄介な人」ほど、じつは攻撃するより「味方につける戦略」をとったほうが何かと都合がいいんです。
・「ちょっと厄介な人」(中略)
なぜその人が理不尽な叱責をするのかというと、おそらくその人自身が理不尽な叱責を受けてきたから。
・苦手な人を味方にしちゃう法(中略)
敵としてではなく味方、チームメイトとして相手と関わる。そのために、「理解と尊敬の念」を相手に示すのです。
・「ちょっと厄介な人」(中略)
対抗すれば攻撃される、味方につければ「盾」になる
・自分を苦しめる環境からは、逃げちゃえばいいんです。(中略)
環境そのものを変えるという発想がなかなか働かない。幸せを感じられていない人は、なぜか幸せでない環境にとどまってしまうみたいなのです。
・自分を苦しめる環境からは、逃げちゃえばいいんです。(中略)
根底には、おそらく「逃げるのは悪いことだ」「そんなの無責任だ」という思いがあるのでしょう。(中略)
そのマインドから切り替えていく必要があると思うんです。
・「ちょっと厄介な人」(中略)
やってしまったのは仕方ない。そこであれこれ考えずに、さっさと「逃げる」「場所を変える」が正解なんです。
・なぜか多くの人が自分を不幸だと感じているようです。(中略)
それは、おそらく「今ある幸せ」に気づいていないから。というより、「「今ある幸せ」では退屈になってしまうから」といったほうが当たっているかもしれません。
・「今ある幸せ」で満たされれば、「刺激」を求めることもなくなり、幸せな恋愛に近づけるはずです。簡単で効果絶大ですから、ぜひやってみてください。
・幸せなお金持ちの奥さんたちの共通点(中略)
「私に尽くすことがあなたの幸せでしょ?」マインドだったわけです。
・「幸せにしてあげる」と思っていると、どうしても意識が尽くすほうへと向きがちです。そんな状態で引き寄せられるのは、「幸せにしてもらいたがっている、現状、不幸な人」ばかり。
だから「幸せにしてあげる」ではなく、「一緒に幸せになる」。
・人にすること=自分がされたいこと
という心理に気づこう
・尽くす人は、本当は尽くされたい人
・基本的には相手を尊重し、応援するという姿勢でいてあげる。すると相手も自分を尊重し、応援してくれるというように、幸せな関係性が成立するでしょう。
・「取扱説明書」を共有し合う
●自分は何をされるとうれしいのか、何をされるとイヤなのか
●人生において大切にしていることは何か
●自分は家事のなかで何が得意か、何が苦手か
●自分が理想とするライフスタイルは、どんなものか
・「取扱説明書」を交換するというのは、要するに、「私ってこういう人」と見せ合うこと。自分について知ってもらい、相手について教えてもらう。
・恋人ができないのは自分のなかに「恋人ができたら困る理由」があるから、結婚できないのは自分のなかに「結婚したら困る理由」があるから
・小さな「これ、やりたい」を叶えていく
まず「やりたくないこと」を自覚することで、「やりたいこと」が少しずつ見えてくる。心の中のノイズを取り除くようなものですね。
・自分が我慢していると自由な人が気に食わなくなり、周りにも我慢を強いたくなるのです。
・自分の小さな「やりたい」を叶えていると、自分に優しくなるぶん人にも優しくなれます。
・「わくわく」と「エセわくわく」の見極め方
「わくわく」は不安や恐怖とセットでやってくる
・「本物のわくわく」と「エセわくわく」も、たしかに、わくわくします。「いいな」って思います。でも、「エセわくわく」には、不安も恐怖もありません。
これを「本物のわくわく」だと思って選ぶと、あとから「こんなはずでは……」となってしまうかもしれません。
・「本当にやりたいこと」が目の前に現れたときって、まさにこんな感じで、わくわくする一方、心の中で強いブレーキが働くものなんです。
・「本当にやりたいこと」には不安や恐怖がつきものだと知らなかっただけ。「本当にやりたいことは不安や恐怖のセットなんだ」と知った今から、向き合っていけばいいのです。
・快楽には「未来に得られる快楽」と「すぐに得られる快楽」があって、やりたいことを叶えていくには、この両方が必要です。
・自分一人でできることなんて、たかが知れています。自分一人で実現しようとすると、「実現させる方法=自分ができる方法」となり、実現する可能性に制限がかかってしまう。そのため、必要以上に時間や手間がかかることも多いでしょう。
●書籍『なんか勝手に人生がよくなる やめることリスト』より
本田 晃一 (著)
出版社 : SBクリエイティブ (2021年4月初版)
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