今井 孝 氏 書籍『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方』(幻冬舎 刊)より
このウェブサイトにおけるページは、書籍『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方』(今井 孝 著、幻冬舎 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・いくら自分のスキルを磨いても、このお金の知識がなければ、あなたはいつまでもお金を受け取れないまま悶々と過ごさなければなりません。
・お金を生み出すのに、特別な才能やスキルが必要ありません。取り柄なんてなくていいのです。(中略)
●主婦が片づけコンサルティングで売上3千万円
片づけコンサルティングをしているIさんは、なんと年商が3千万円を超えているそうです。
初めてお会いした時には、「ごく普通の主婦です」と言っていました。
実際、その時は片づけの資格を持っていただけで、あとはご自身のブログが1つあるのみでした。
しかし、今では、毎年百人近くの生徒さんに片づけを教えています。
・お金が生み出せない人の7つの思い込み(中略)
①お金を生み出せるネタや商品がない(中略)
②こんなことでお金をもらっていいの? (中略)
③自分よりすごい人に提供できるものはない(中略)
④他にも同じことをできる人がたくさんいる(中略)
⑤新しくて画期的なサービスでなければならない(中略)
⑥知らないことだらけで勉強しなければならない(中略)
⑦自分には経験も実績もない
・本当の理由は、お金が生み出せないのではなく、
お金が受け取れない
ということなのです。
例えば、あなたが提供しようとしているサービスに、100万円をぽん、と払ってくれる人がいたらどうでしょうか? (中略)
しかし、嬉しさと同時に恐怖心も湧いてくるのではないでしょうか? (中略)
つまり、「今の自分には、こんな金額は受け取れない」という気持ちが心の中にあるということです。
・お金が受け取れない人の思い込み③
自分よりすごい人に提供できるものはない(中略)
この程度でビジネスを始めたら、馬鹿にされるのではないか、批判されるのではないかという恐怖心がブレーキをかけます。
・お金が受け取れない根本的な原因(中略)
多くの人が「給料でしかお金をもらう経験をしていない」というのが大きな原因なのです。(中略)
自分の力でお金を稼ぐようになると、時給ではなく、商品やサービスの価値に対して報酬を得ることができます。
これはつまり、「時間」ではなく「価値」をお金に変えているわけです。
・お金が受け取れない根本的な原因(中略)
「長く働いた分だけお金がもらえる」という感覚は、簡単に克服できるものではありません。
この心理はとても根深いので、多くの人はお金を受け取れなくなってしまうのです。
・ゼロからお金を生み出すために、知っておくべき正しいお金の知識(中略)
大きく分けると次の4つになります。
1つ目の知識は、お金を生み出す根源である「人間の欲求」についてです。人がお金を払うということは、そこに欲求を感じるからです。(中略)
2つ目の知識は、「お金に関する正しい目標設定」です。(中略)
3つ目の知識は、「ゼロから大きなお金を作っていくステップ」です。お金を生み出すといっても、最初から大きな額を生み出そうとすると無理が生じます。だんだん増やしていけばいいのです。(中略)
4つ目の知識は、「お金と満足感の関係」についてです。
・結論から言うと、「高い」か「安い」というのは、お客様の「欲求の強さ」で決まります。(中略)
価値は感情で決まるのです。
・人は、期待する「結果」にお金を払う(中略)
数十万円するパーソナルトレーニングもありますが、これも結果を売っているから、この単価なのです。
この場合の結果は「体重が落ちること」や、「スリムな体形になること」です。その結果に人はお金を払います。
・欲求が強いほど単価が上がる
・もし、売上アップやコスト削減を実現するしくみができれば、価格にしてどれぐらいの効果があるのでしょうか?
それなりの規模の会社の場合、毎月数十万円、中には数百万円という効果を得られます。
1年で言えば、数百万円、数千万円の効果があります。そう考えると、Uさんの請求する30万円は適正、もしくは安いと判断してもらえるわけです。
・自分が価値を感じたサービスは売れる
・相手の労力を省く=お金になる
・これから自分でお金を生み出していきたいという人は、特にこの章は注意して読んでください。(※第3章のこと)
・あなたは、次の7つの「お金に関する思い込み」を持っていないでしょうか?
1、たくさんの人に買ってもらわなければならない。
2、すべての人に認められるものを提供しなければならない。
3、お金をもらったからには結果を100%を出さなければならない。
4、差別化しなくてはならない。
5、ナンバーワンにならなければならない。
6、すごい人にならなくてはならない。
7、成功しなければ価値がない。
・たくさんの人に買ってもらわなくていい(中略)
例えばIさんの片づけコンサルティングは30万円だそうですが、10人が買ってくれたら、それでトータル300万円です。
10人で300万円。
20人で600万円。
30人で900万円。
・実は、「自分の商品になかなか自信が持てない」という人は、「すべての人に認めてもらう」ことを目標にしてしまっています。(中略)
本当の意味で、「自分の提供しているものに自信を持つ」ということは、「必要な人だけ買ってくれればいい」と割り切ることなのです。自分がお役に立てる人とだけお付き合いすると決めてしまえばいいのです。
・すべての人に認められる必要はない(中略)
「他の方法は分かりませんが、私はこれでこんな結果が出ました。それをこの値段でご提供します。それで良いと思う人だけ買ってください」
どうかこのマインドで、目の前の人たちに接してください。
・自分の力でお金を生み出したいのであれば、そういう仲間の集まるコミュニティを見つけて、自分の「居場所」を作ることがお勧めなのです。
・人は払った金額が大きければ大きいほど真剣に取り組む
・私のところには派手に稼ぐことを目指している人ではなく、リスクを小さめにして着実に結果を出したい人がやってきてくれます。
・結果が出たのに解約される理由とは? (中略)
あるコンサルタントの方が中小企業を1年間指導して、利益を大きく増やすことに成功しました。
当然、次の年も契約を更新してもらえるものだと思っていたら、なんとその年で契約を切られてしまったそうです。(中略)
その理由は「しんどいから」だそうです。(中略)
サービスを提供する側が結果に執着するあまり、相手にとっては苦痛でしかないという状況に陥ることがあるのです。
・経営者の集まりに顔を出すと、売上規模が大きい人に萎縮してしまいます。著者の集まりに行くと、発行部数の多い人に圧倒されます。(中略)
どこに行っても他人と比較して、どんどん自信を失っていくのです。(中略)
自分には自分の役割があるし、自分を気に入ってくれる人のお役に立てればいい
●書籍『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方』より
今井 孝 著
出版社 : 幻冬舎
発売日 : 2022/6/22
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