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書店さんが本を注文する場合、こんな方法で行われます。書店で本を見ると本の間にこんなものが挟まってるの見たことありませんか?
実は、これが「注文カード」と呼ばれるもので実際の注文書になります。これに書店側は何をするかというと、「貴店印」という欄に「番線印」と呼ばれる書店ごとのコードや書店名、都道府県名が入ったゴム印があり、そのゴム印を押して注文冊数を記入するだけなのです。あとは、まとめて、この「注文カード」を取次と呼ばれる問屋にまとめて送れば数日後に本が配本されるといった流れです。
また、これは「補充」での注文となるため新刊の場合は、同じような形式ですが、こんな注文書に捺印して出版社に送るといった形です。
毎日約 200冊 もの新刊が出ており年間にすると約 7 万冊。簡単に注文ができないと書店さんは注文するのに多くの時間を費やしてしまうので簡単にできるようになっているのですね。それでも、大量の本が次から次へと出てきて、大変な仕事だと思います。
もう、一度簡単にご説明すると
1、 「新刊情報」が出版社や取次からくる。
2、 貴店印と呼ばれるところに「番線印」と呼ばれる書店ごとの「ゴム印」を押して
注文冊数を書く。
3、 出版社へ注文書をFaxするか、取次に注文書を送る。
4、 取次か出版社から本が配本される。
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